ミシュラン、NASAの月面ローバ用ホイールを開発中


最近星の数で話題になっているミシュランですが、本物の星(宇宙)に関する研究も進めているようです。
ミシュランのHPに11月13日付けで「NASAの月面ローバ用ホイールを開発中」という記事が掲載されています。
ミシュランが開発したMICHEIN-TWEEL(ミシュラン・トゥイール)というホイールとタイヤが一体化したようなものを月面ローバ用に提供しようという記事です。以前記事で紹介した掘削機構も持つカーネギーメロン大学のスカラベローバに搭載してハワイでテストをしているとの事です。概訳は以下。


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ミシュラン月面用ホイール

ミシュランでは次世代のNASAの月面ローバのホイールを、ヨーロッパミシュランと北アメリカ研究センターの共同で新しい複合材を用いて開発している。この新しい技術は今後の数十年に予定されているNASAの有人/無人月ミッションでの移動体用に開発された。
「ミシュランはスペースシャトルのタイヤを20年以上にわたって提供しています。私達は私たちの技術を次世代の宇宙探査技術のために提供することにしたのです。」とミシュランアメリカの社長David Stafford氏は言う。「このプロジェクトは世界の全ての顧客の移動体に対するニーズに答える先端技術をミシュランが持っていることを示すことにあります。NASAを含めて。」
MICHEIN-TWEEL(ミシュラン・トゥイール)の技術を用いて、ミシュランルナホイールは柔軟性をもち常に一定の接地圧を発揮することができるため、ゆるい月面の砂地盤やクレータを走破することができる。ミシュランルナホイールは軽いがアポロの月面車ホイールより3.3倍の積載量を運搬できる。ミシュランによって開発されたこのホイールは、ミシュランによって特許をとられている複合材で作られている。その複合材はクレムゾン大学とMilliken & Company社との協力で開発され、極低温になる月面上でも牽引力を発揮することができる。
「この新技術は月ミッションだけでなく軽量で低い転がり抵抗が必要な他の移動体にも応用できます。」とStafford氏は言う。「これは宇宙およびここ地球での移動体に革命をもたらすでしょう。」
NASAの革新的パートナーシッププログラムの資金を利用し、ミシュランルナホイールは、NASAの原位置資源利用プロジェクトの探査技術プログラムで開発されたカーネギーメロン大学の月探査ロボット、スカラベローバに搭載された。スカラベローバは月の砂層を貫通可能なドリルを搭載し、月の日影地帯や極低温環境でもわずかなエネルギーで活動できる。またミシュランは、NASAの月面拠点のためどんな地形でも積荷を運ぶことができる6本脚のATHLETEローバ用のホイールも開発している。
「ミシュランチームの科学者と工学者達は月探査の実現に向けて私たちの設計チームと密接な関係を維持しています。」とNASAの主任実験責任者のJaret B. Matthews氏は言う。「ミシュランルナホイールは初期の設計目標を充分にクリヤーしています。」
ミシュランルナホイールは10月31日から11月13日の間、NASAのテストの一環としてハワイでスカラベローバに搭載してのフィールドテストを行っている。この地域はハワイ島の砂地盤に岩が散在する月の極地域に良く似た地域である。
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ミシュランのHPに動画もありますのでご興味のある方はどうぞ。

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