地球外「海」の探査


2012年2月16日付けSaturnDilyに「地球外「海」の探査」という記事が掲載されています。
NASAのディスカバリー計画でタイタンの海探査が計画されているという話です。2016年に打ち上げられれば2023年にタイタンのレジーナ海に到着する予定とのこと。
2026年まで観測しその後は2035年までは地球と交信できなくなるらしい。おそらく軌道の関係ででしょうか?詳細はよくわからず。以下概訳です。


>——

TiME

皆さんは地球の湖や海や川を船で渡ったことがあると思う。だが地球から数十億マイル離れた海を航海することを考えてみたことがあるだろうか?これはSFのようなアイデアに過ぎないのだが全くの空想というわけでもない。
NASAのディスカバリープログラムは現在3つのチームで進められている。そのうち1つのチームが2016年のミッションに選定される見込みだ。
現在のところ、以下のミッションが検討されている。
(1)初めての火星内部探査
(2)タイタンの海の環境計測
(3)彗星表面の精密な探査
この中で火星の探査は何回も行われており彗星探査もここ数年行われてきている。しかしまだ地球で作られた探査機が地球以外の液体の海まで探査したことは無い。それが土星の衛星であればなおさらだ。
TiME:Tian Mar Explorerはまさにそのような探査を行うように設計されている。もしこの計画がNASAやアメリカの科学界、ミッションチームによって選ばれれば、小型惑星探査機が開発され地球から土星まで旅をすることになるだろう。
地球から数十億マイルはなれたこの外惑星への旅が終了したら、TiMEは軌道を変えタイタンの大気へと降下していく。パラシュートによって減速したのち、タイタン表面に広がっている大きな湖の一つのレジーナ海の液体メタン(北緯78度西経250度)に着水する。
2016年に打ち上げられた場合、TiMEは2023年に着水することだろう。科学的目標は海の化学組成と深さの特定、日々の気候変動の解析そして海の上の大気の分析になるだろう。
タイタンの厚い大気と太陽からの距離のため太陽電池は役に立たないはずだ。そのためTiMEは新しい原子力電池のテストフライトにもなるだろう。
TiMEは2026年まで地球と交信し、その後はレジーナからみると地球が地平線に沈んでいくため交信ができなくなる。次の地球の出は2035年だ。
NASAは結構おもしろいことを考えいるのだ。
>——
image:メタンの海に浮かぶTiMEの想像図

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA