2020年までに月面基地


2012年1月31日付けMoonDailyに「2020年までに月面基地」という記事が掲載されています。
先日のギングリッジ氏の2020年までに月面基地を建設するという宣言に対してLaunchspace社のスタッフのコメントのようです。宇宙政策の専門家の立場から見ても確かに2020年までに月面基地を建設するのは難しいのですが、今こそ必要なのはそのような壮大なプランを描くことであり、そのことが将来のよりよい社会の実現へのモチベーションとなるのでは?という意見のようです。以下概訳です。

月面基地

先週フロリダスペースコーストの聴衆の前で、共和党の候補者ニュート・キングリッジ氏がもし大統領に選ばれたなら月面コロニーを建設すると宣言した。これは極めて突飛な話で宇宙産業従事者へのリップサービスという見方が大半だ。その実現性を詳しく吟味する必要はあるが、少なくとも一人の候補者が将来の宇宙計画について言及したのは確かなことである。我々Launchspaceの関係者と同じように、その場の聴衆もその話を歓迎したとのことだ。
ニュート氏の2020年までに月面コロニーを作るというスケジュールは極めて楽観的な計画と言わざるを得ないが、重要なことはアメリカの宇宙計画にビジョンが無いことを彼が指摘したこということだろう。
他の共和党の候補者達は宇宙計画をどうしたいかについてはあまり積極的な意見を表明していない。彼らは月面コロニー建設という途方も無い考え方に対しては否定的だが、彼らの自身の考えの詳細については何も明らかにしてはいないのだ。
私たちLaunchspace社は政治的に中立な宇宙政策のプロである。
ギングリッジ氏の宇宙計画の方向性に対する政治的提案について考えれば、現実問題として2020年までの恒久的な月面基地を建設はおそらく実現しないと言える。
しかしギングリッジはNASAにいくつかの利点をもつビジネスへの新しい方向性をはっきりと示したのだ。
彼の壮大な計画に対する予算には、NASAの予算の10%を確保し、月および火星探査に貢献する技術革新に対する奨励金制度を設立し、一方他のNASAの必要経費は国家予算とのバランスを取ると演説で述べている。
Xプライズや他の同様の奨励金制度が既に存在している。
月に行くよりも重要なことはそのような技術的な挑戦が若者達に対して、科学や工学そして数学への興味をかき立て、非生産的で国力を弱めるような立場から彼らを引き上げるためのモチベーションとなることである。

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