Google、Lunar X PRIZE のスポンサーに


9月13日に「Google が次世代の宇宙開発競争を創造する Lunar X PRIZE のスポンサーに」という発表が行われました。賞金総額は3000万ドル(約34億円)とのこと。

Google X PRIZE

賞金の条件は、「無人の月探査機を月面に着陸させ、月面を 500 メートル以上探査し、動画、画像、データを地球に送信」するというもの。達成した条件によって賞金の額が変わります。2012年までに上記の条件を達成したチームは優勝となり、賞金2000万ドルを、2012年以降、2014年までに達成したチームには賞金1500万ドルを、さらに、月面を5,000 メートル以上の走行する、月面に残されているアポロ関係の設備を撮影する、氷を発見する、約15日間続く月の夜をサバイバルするなどのミッションに成功した場合は、特別賞が送られるとこのことです。
詳しいことはGoogle Lunar X PRIZE(日本語版)へ。例えば、月を対象としてこのようなコンテストを開催する理由として、40%以上の酸素を含む月の土壌を推進剤として利用するなどの月の資源利用、将来の惑星探査の前線基地としての月の利用、地球の地質学的歴史の解明における月探査の重要性、大気がない月面を利用した天体観測、あと、アメリカの68%以上が月への回帰を支持していること(ほんとか?)など、かなり真面目に書かれています。
また、Q&Aに「6. 子どもたちは月に戻ることの重要性をどのように理解すればよいですか。」という項目があり、その答えとして以下のような解答が書かれています。以下引用です。

1960 年代の子どもたちは、アポロ計画の目的を「ロシアに勝つため」と理解していました。21 世紀の子どもたちは、月に戻ることの目的を「地球を救うため」と理解すべきでしょう。夜空の月は子どもたちの利益のために探索されます。 彼らが大人になる頃には、現在では不可能な月や宇宙の旅行を楽しめるかもしれません。 民間のコンテスト参加チームが、月や宇宙を探索する新しい産業を切り開こうとしています。

「月を探査することは地球を救うこと」という考えはかなり斬新な考え方だと思いました。
もし、2012年までに、賞金総額以内の経費でこの条件をクリヤーするチームが現れたとすると、今までにない低予算での月探査が可能になり、月探査のイメージが現在と大幅に違うものとなることでしょう。

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