NASA、月ダスト計測ミッションを検討中


久々の記事アップです。新しい月ミッションについての4月9日付けプレスリリースがNASAのHPに掲載されています。NASA月ダスト計画ミッションを検討中をご参照下さい。
新しい月ミッションはLADEEと言われているようで、先日発表された月重力場の高精度計測を行うGRAILミッションとの同時打ち上げを計画しているとの事。
以下概訳です。

トピックス

NASAは2011年に月の大気と月面から巻き上がる月ダストの計測を行う小型衛星を打ち上げる計画を策定中である。
LADEE(Lunar Atmosphere and Dust Environment Explorer)といわれるこのミッションは2010年以降の月探査が活発になる時期の前に打ち上げられる予定。LADEEは月ダストに影響される月面近くの状態と環境についての細かい情報の収集を行う。これらの情報収集を行うことで、月環境が将来ミッションに与える影響の理解が深まることが期待されている。
「LADEEは、ローコストな科学ミッションで、迅速な科学的成果の獲得および多数のミッションの実現が期待されます。」とエイムズのディレクター、S. Pete Worden氏は言う。「このミッションで行われる計測により、月の環境に対する見識が深まり、最初の月面拠点の建設や他の惑星への有人探査の際に何を準備したらよいかということの理解が進むでしょう。」
LADEEはNASAのエイムズ研究センター、ゴダード宇宙飛行センター、マーシャル宇宙飛行センターの協力の下で行われる。探査機の総予算はおよそ8000万ドル(約80億円)と見積もられている。
エイムズ宇宙センターはミッション管理、探査機開発およびミッション運用を担当する。ゴダート宇宙飛行センターでは環境試験と打ち上げロケットを担当する。ミッションはマーシャル宇宙飛行センターに新たに作られた月科学プログラムオフィスで策定される。マーシャルではディスカバリーおよびニューフロンティア計画で培った小型衛星による低コストミッションでの経験を充分に生かすことが可能。
LADEEは、月重力場の高精度観測を行うGRAIL(Gravity Recovery and Interior Laboratory)ミッションに続いてのディスカバリーミッションとなる。現在の計画ではGRAILとLADEE探査機はDelta IIロケットで同時に打ち上げられ、別々に月に向かう予定である。LADEEは4ヶ月かけて月に到達し、約1ヶ月の機器の動作チェックフェーズの後、100日間の科学観測を行う予定。

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