NASA:初期月面基地デザイン案を発表


NASAの宇宙探査ビジョンページに初期型月面基地デザイン案についての記事が掲載されています。居住+ローバー+宇宙服といった斬新なデザインです。このような奇抜なデザイン、今までの日本アニメでも出てきていないのでは?以下概訳です。

与圧移動型月面基地1

NASAは既に開発が始まっているアレスとオリオン宇宙船をつかって2020年までに月に帰る計画を進めている。宇宙飛行士たちはそこ–おそらく月の表側の南極、シャクルトンクレータに–月面に前哨基地を建設し、科学探査と火星やその他の惑星探査に必要な技術と方法のテストを行う予定である。
シャクルトンクレータは科学探査に魅力的な地域だが、まだ決定したわけではない。可能性を狭めないようにNASAは月の多くの地域で使えるような月面のハードウエアデザインを考えている。2008年に月偵察衛星が打ち上げられれば、そのデータから前哨基地建設に最も適した地域が選定される予定である。
まず、月面の宇宙飛行士には居住地が必要だ。NASAは今まで小さく分解した部品を月面で組み立てる計画を考えていた。だが月面建築チームは事前にカーゴランダーで大きなモジュールを事前に運搬すれば前哨基地がよりすばやく組み立てられ運営できることに注目した。チームはまたミッション目的によって様々な場所に動くことができる移動型前哨基地についても検討している。
NASAが検討しているのは多目的に運用可能な小型与圧密閉型ローバだ。ローバーは2機で運用され、それぞれのローバには2人が搭乗し、前哨基地から125マイル(約200キロ)近く離れて科学探査や他の作業が可能。もし一方のローバが故障した場合には、残りのローバに宇宙飛行士が搭乗して帰ってこれる。

与圧閉鎖型移動基地2

宇宙飛行士がローバに搭乗する際には特別な服は必要ない。なぜならローバは与圧されていて地球と変わらない環境だからだ。宇宙服はローバの外側に設置されている。この宇宙服は月面歩行を行う前にローバ内部から直接アクセスできるので、NASAの月面建築チームはこれを「ステップイン」宇宙服と呼んでいる。
NASAでは現在企業や他国の宇宙開発機関からの他のアイデアを募集中。2020年までに月面に戻るための最終案は2012年にまとめられる予定。
写真上:将来の月面ローバデザイン案その1。宇宙服はローバ壁面に埋め込まれている。(写真:NASA)
写真下:月面ローバデザイン案その2。こちらも宇宙服はローバ壁面に埋め込まれている。(写真:NASA)
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このデザインだと確かに宇宙服を居住区域内に持ち込まないのでレゴリス飛散の問題から見ると良さそうです。レゴリス飛散の問題は以下の記事をご参考に。
月で息するのは危険!?(月と火星のダスト問題)
アポロクロニクル③月面ダストの匂い

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1 Response

  1. ゆうまちゃん より:

    ついに人類も月への移住が決定しましたね!僕の夢だったんです

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