PORT:Orion(オリオン)モックアップとNASAと国防総省の協力


3月31日付、NASAの月および火星探査のページに「PORT:Orion(オリオン)モックアップとNASAと国防総省の協力」という記事が掲載されています。
PORTとはThe Post-landing Orion Recovery Testsの略で、次世代の有人月面着陸機に使われるオリオンの地球帰還後の着水時の挙動解析および救出方法の検討を行う色々なテスト全てをひっくるめてPORTと呼ぶらしいです。プールでのテストが終了してしてこれから海上でのテストに向かう前に一般公開されたようです。概略は以下。

オリオンモックアップ

オリオンが大きな水しぶきを上げる。宇宙飛行士を月へそしてその先へ送る次世代宇宙船のモックアップは東海岸に運ばれ着水時の挙動の解析のためテストに使われる予定である。
着陸後挙動テスト(The Post-landing Orion Recovery Tests :PORT) はメリーランド州のベテスダ海軍水上戦闘研究センターのカルデロック部門で3月末から始まった。最初の実験はプールで行われた。4月からはケネディ宇宙センター近くの海上で行われる予定。様々な地点で海上での着陸船の挙動が観測される。そのテストで宇宙飛行士たちが着陸船内でどの様な動きを受けるかについても検討される。その実験ではスペースシャトルの固体ロケットブースターを回収しているのと同じ船が着陸カプセルの曳航する予定である。
NASAと国防省はそれぞれの海上での経験を持ち寄ってこのテストに協力している。このような協力関係によってコストダウンが可能で開発期間の短縮も期待できる。PORTプログラムはNASAのジョンソン宇宙センターの試験本部が担当している。
海上テストの前に、オリオンはスミソニアン航空宇宙博物館の前のナショナルモールで30日に一般公開された。小学生やメディア関係者、国会議事堂のスタッフなどが着陸船を見に訪れた。この実物大のモックアップを使ってこの他にも国内の様々な施設でそれぞれの目的のために色々な実験が行われる。例えばもう1つの実物大のモックアップは今年の末に離脱システムのテストに使われる予定である。
この後PORTプログラムでは、宇宙飛行士の搬出方法を目的とした実験が行われる。来年には、国防省で救出訓練の手順などが策定される予定である。海軍のダイバーだけでなく空軍のガーディアンエンジェルスも協力する。NASAと国防省の協力はマーキュリー計画から続いており、NASAは今後も協力してコンステレーション計画を進めていきたいと考えている。
写真:NASAと国防省が共同で海軍水上戦闘研究センターのカルデロック部門(NSWCCD; Naval Surface Warfare Center Carderock Division)でテストしている18000ポンドのオリオンモックアップ。海上でのテストはNASAのケネディ宇宙センターで4月6日から行われる予定。the Post-landing Orion Recovery Test:PORTと呼ばれているこのテストの目標は、着水後に宇宙飛行士が出てくる手順および救援チームの動きの確認である。この実験結果はNASAのNASAの着水後の救援作業および設備、救援船やクルーの配置などの計画に生かされる。Credit for Photos: Ryan Hanyok and the NSWC photographic team led by Peter Congedo

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