SMART-1、来るべきLCROSSの衝突地点の画像を提供


久々の記事更新です。
9月29日付けMoonDailyに「SMART-1、来るべきLCROSSの衝突地点の画像を提供」という記事が掲載されています。いよいよ来月の9日に迫ったLCROSSの月面衝突に向けてSMART-1が撮影していた衝突地点の画像が公開されたとのことです。以下概訳です。


>——-

LCROSS衝突地点

ヨーロッパ宇宙機関のSMRAT-1チームがNASAの月クレータ観測およびセンシング衛星(LCROSS:Lunar Crater Observation and Sensing Satellite)の衝突予定場所のイメージを発表した。LCROSSは月の南極のカペウスAクレータに2回の衝突をすることで月の氷の探査を行う予定。衝突はグリニッジ標準時間で2009年10月9日の午前11時30分が予定されている。
SMART-1のAMIEカメラのliaison scientistのBjoern Grieger氏とProject ScientistのBernard Foing氏はSMART-1のデータベースからカペウス-Aクレータの画像を検索し、LCROSSの衝突時と同じような太陽の高度と方向のもとで4年前に撮影された画像を発見した。
LCROSSの衝突予定地点を撮影したSMART-1の画像はSMART-1が南極に最も接近した高度500kmから撮影された高解像度画像である。その画像は、今月末にドイツのボストンで行われるヨーロッパ惑星科学会議(EPSC)の月セッションで発表される予定である。
カペウスAクレータは永久影の中にあり、強烈な太陽光線から守られているためにその内部に氷があるのではと期待されている。LCROSSは上段ロケットのセントールを切り離しカペウスAに衝突させ観測衛星が発生したダストの中に飛び込み月面に2度目の衝突をする前にそのダストの組成を調べる予定。そして地上および宇宙にある望遠鏡でその2度の衝突の観測が予定されている。
SMART-1は2006年7月3日に月面へ衝突させられて既にミッションを終了している。その衝突は地上の望遠鏡で赤外線によりその衝突の際の閃光が観測された。
「ESAのSMART-1が観測したLCROSSの衝突地点の情報が衝突の観測の役にたてばとてもうれしい。月ミッションの間で情報の交換を行うことは将来の月探査にとって重要な一歩。」とFoing氏は言う。
写真:SMART-1撮影のLCROSS衝突地点の画像: Image credit: B.Grieger, B.H. Foing and ESA/SMART-1/ AMIE team

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>