ロサンゼルス訪問記3:Original Pantry Cafeで硬くてでかい、いかにもアメリカらしいステーキを食べる

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ニューヨークステーキ

2008年の3月上旬のロサンゼルス訪問記その3です。
ロサンゼルス訪問記も今回が最後です。
さて、アメリカに行くとどうしてもやってみたくなることが1つあります。それは、実にくだらない話なのですが、「いかにもアメリカらしい硬くてでかいステーキを食べる」ということです。今回も早速ロサンゼルス、ステーキでWeb検索してみると、ダウンタウンにOriginal Pantry Cafeという昔からある24時間営業のいかにもアメリカらしいステーキハウスがあるとの事。どうしても行ってみたくなり、今回の目的第一候補に。写真はそのOriginal Pantry Cafeで食べたニューヨークステーキ。


ちょうど午後のみ自由時間になった日を使ってOriginal Pantry Cafeへ。今回はレンタカーなど手配していないのでロングビーチからダウンタウンへは公共交通機関を使って行かざるを得ません。ロングビーチにはロサンゼルスのダウンタウンからBlue Lineという地下鉄が通っています。
さて、この地下鉄Blue Lineを利用してダウンタウンに向かいます。道の真ん中を地下鉄が通っており、ホームがあります。ホームに上るとチケットの自動販売機があります。地下鉄はどこまで乗っても1.25ドル。ちゃんとお釣りが出ます。しかし、ここでも地下鉄に乗る方達、チケットを買っている方は少ないようです。改札などでのチェックも無いのですが、見つかったらどうなるのかは不明です。
チケットを買ってホームに上がり地下鉄を待ちます。本数はかなりあるようで、少し待つと地下鉄がやってきます。地下鉄といっても地下に入るのはダウンタウン付近のみ。ロングビーチ周辺では路面電車です。ロングビーチからダウンタウンまでは約50分。面白いのは、ちょうどBlue Lineの中間地点でしょうか?駅でもないのに止まるところがあります。日本では駅でもないのに電車が止まると、すわ事故でも起きたか?と思ってしまうのですが、ここ、地下鉄の事務所があるらしく乗務員の交代を行います。

Original Pantry Cafe

途中でLAXからくるGreen Lineとの接続があるインペリアル駅などを通過し、Blue Lineの終点駅、7thストリート駅で降りればダウンタウンです。ここからフィロゲア通りへ進むと通り沿いにOriginal Pantry Cafeが。もう少し行くと地球の歩き方ロス支店のWebで推奨されているフィロゲアホテル。ここで1つ大失敗をしてしまいました。Original Pantry Cafeの隣にはもう少し高級なカフェがあります。間違ってそちらに入ってしまい、まずいと思ったのは椅子に座った後。気弱な私は間違ったという事もできず、コーヒー1杯だけ頼んでそそくさと退散です。上の写真がOriginal Pantry Cafe。

カウンターkara

気を取り直して、Original Pantry Cafeへ。入るとまず右手に鉄格子に囲まれたレジがあります。どこに座ろうかと思ってきょろきょろしても誰も何も指示してくれないので、勝手に右手側にあるカウンターへ。ちょうどステーキを焼く鉄板の前付近のカウンターへ座ります。写真はカウンターから見たその鉄板。鉄板の上にあるのは肉を焼くときに肉の上において蓋のような役割をする器具。何という名前なんでしょうか?
しばらくするとウエイトレスのお姉さんがやってきて何にするかと聞いてきます。カウンターから右手を見るとそこにメニュー、左手のテーブル席の方をみると今日のお勧めが黒板にチョークで書かれています。今日のお勧めはハンバーガーのようです。もう一度メニューを見ると Original Pantry CafeのHPに載っているメニューから少し値上がりしてるようです。事前の予定では気合入れて一番高いテンダーロインステーキを食べようと思っていましたが、ちょっと値上がりしてたので弱気になりその次の価格であるニューヨークステーキに変更。オーダーします。するとお姉さん、何か聞いてきます。何回か聞きなおすと「hardかsoftか?」と言っていることがわかり、どうも焼き方を聞いてるとらしい。とりあえずミディアムレアでオーダー。すると次も何か聞かれてこれまた数回聞いて飲み物はどうするかと言っていることが判明し、何も要らないと答えます。ウエイター、満足したようで下がっていきます。

パンとコールスロー

所定のテンダーロインステーキを頼めなかった気弱さに少し自己嫌悪になりつつ、しばらくすると、ウエイターがコップに水、パンおよびバターを持ってきて、そのパンの大きさにテンションが上がります。
どの位かというと、いわゆる日本の手作りパン屋さんで売っている丸いカンパーニュ系のパンの結構でかいやつの1/6程度が出てくると考えればちょうどよいと思います。出てくるバターはホテルの朝食にでてくる立方体のバターを薄くスライスしたのがが2枚の紙に挟まれているやつ。それが山盛りで出てきます。最初のパンからこれか!と俄然今後に期待が。パン自体はなんだか少しすっぱい味がしましたが不味くはないです。後からWebサイトを調べるとこのパンはsourdough(サワドゥ)というサンフランシスコ名物の酸味を帯びたフランスパンで決して腐っているわけではないらしい。Original Pantry CafeのWebサイトを見ていると、豆知識の#4に、”The Pantry serves 58 tons of its famous French sourdough bread each year.”と書かれていて納得。このサワドゥ、バターを付ければ結構うまく、むしゃむしゃ食べていると今度はコールスローが。これが事前のWeb検索でも出てきた悪名高いOriginal Pantry Cafeのコールスローかとパンを置いて少し食べてみると本当に妙な甘さが。ですがこのすっぱいパンに結構合います(本当)。写真はそのサワドゥパンとコールスロー。

インゲンとマッシュポテト

そうしていると目の前のグリルで私のステーキが焼かれ始めます。その肉、かなり分厚い。おそらく私の人生の中で1番厚いステーキです。焼いているコックさん、スパニッシュ系でしょうか?非常に手際が良く頼もしい。私のステーキうまく焼いてくれよと思いながら見てると、ウエイターがさらに何か持ってきます。しかも2皿。インゲンとマッシュポテトです。コールスローだけかと思っていたらさらに2皿も出てきて驚きます。とりあえずまずインゲンを食べてみます。これはなんだか微妙な味。やはりちょっと甘く味付けされていますがほぼ無味。おそらくほんの少しの砂糖と共にゆでただけのもの。あるいはただゆでただけか?しかも相当煮込まれていてクタクタです。さっとゆでて塩でも掛けて食べたほうがうまいのにと思いますが、このままでは結構つらいのでテーブルにあるケチャップをかけて食べると結構うまくて安堵します。次にマッシュポテトへ。こいつただのマッシュポテトではなく、ジャガイモをゆでてマッシュポテトにした後フライパンにいれて焼いたもののよう。所々にいわゆる「おこげ」のようにカリカリになった部分が入っています。食べてみる何も味付け無し。でもこの「おこげ」状の部分が香ばしくて結構うまい。でも味が無いのでこちらにもケチャップ投入。ケチャップの偉大さを痛感。
事前の調査でコールスローなどの付け合せが不味いという情報があり恐れていたのですが、食べれないほど不味くは無いです。ひと皿づつ味わうと確かに美味しいとはいえませんが、何というかトータルで考えるというか、交互に食べていけば結構うまい。私としてはこれらつけ合わせも気に入りました。はい。

ニューヨークステーキ

そうしているうちに私のニューヨークステーキが登場。期待通りの分厚さです。早速切ってみます。外側は適度に焦げ、中はかなり生。血のような赤い肉汁がジュワっと出てきます。なるほどこれが本場のミディアムレアかと妙に納得。食べてみると期待通りの硬い肉。でもうまいです。焼くのを見ていて気がついていたのですが何も味は付けてません。そこでテーブルにある調味料からステーキソースを使ってみます。ちょっと甘い系統のソースで、それほどうまくない。でも血のような肉汁はこれでカバー。色々試しましたが結局塩とコショウで味付けて食べました。むしゃむしゃと食べていると、カウンターの隣にアメリカ人が座り、同じニューヨークステーキを注文。彼は出てきたパンを温めてくれるよう頼んだようで、スペイン系のコックさん、ステーキを焼くグリルの片隅でパンを温め始めました。なるほどそんなオプションがあったとは。グリルを見ているとその他にもベーコンエッグなども器用に同じ鉄板で焼いていって、見てるのがなかなか楽しい。
さてニューヨークステーキ、かなりの量で食べ終わる頃にはあごが疲れてしまいました。アメリカ人のあごは相当鍛えられているようです。付け合せを含めて量はかなりあります。特にサワドゥのパンがでかいですのでメインディッシュのステーキばっかり気を取られているとパンを食べきるのが難しくなるかもしれません。付け合せを含めて全て食べ終わり満足しているとウエイターが伝票を持ってきます。見てみると店内メニューの料金表より少し多い額が。でも相当額のチップよりは多くなく、おそらく税金だと思われます。ウエイターさんにここで払うのかと聞くと入り口の鉄格子に囲まれたレジで払ってといわれそちらへ、伝票とお金を出すと、ぴったりのお釣りが出てたのでそのままもらって外へ。チップは払わなくて良かったのか今もって不明です。
さて今回初のアメリカ本土上陸でOriginal Pantry Cafeまで行ってみましたが、期待通りの硬い大きなステーキが出てきたのでかなり満足しました。また、事前に仕入れたWeb情報よりは、コールスローなどの付け合せ含めて、トータルで考えると結構うまいと思いました。次回ロサンゼルスに来た際には是非再訪し今度こそテンダーロインステーキを食べようと思います。

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