世界のシワに夢を見ろ!

Pocket

世界のシワに夢を見ろ!
edit

世界のシワに夢を見ろ!
高野 秀行
小学館
¥ 1,260 (定価)
在庫切れ (Amazon価格)
なし (Amazonポイント)
 (私のおすすめ度)
 (Amazonおすすめ度)
単行本
在庫切れ
(価格・在庫状況は3月6日 16:09現在)

TBSラジオにストリームというラジオ放送があります。このラジオ放送、ポットキャスティングで番組を一部をダウンロードできるようになっており、ちょうどインドのムンバイでテロがあった頃、この本の著者、高野秀行氏がゲストで呼ばれた回がありました。


その頃といえば、アメリカ発の金融危機がちょうど始まった頃で、それにムンバイのテロが追い討ちをかけ、世界中になんともいえない不安感が漂い始めた時期で私自身もなんだか得体のわからない不安感を感じていたのですが、その回の高野氏がゲストの放送は大爆笑。話の内容も面白かったのですが、一番面白かったのは高野氏の笑い方。文字通り「へっへっ、へっへっ」という、何というか、情け無いというか漫画のような笑い方だった。その笑い方が妙に記憶に残っていました。きっと肩肘張らない優しい人なんだろうなとポットキャストを聞きながら想像したものです。
番組中でも紹介されていましたが、高野氏は幾つか本を出しており、結構コアな高野氏ファンがいるとのこと。じゃあ一度読んでみようかと思って読んでみたのが本書です。
辺境冒険作家と名乗っていた高野氏、番組中でも言ってたのですが良くわからなかった「世界のシワ」という言葉。
シワとは世界の中心ではない辺境を表す言葉ということ、本書を読んでわかりました。高野氏はその世界のシワをこよなく愛しているらしい。
内容は日本も含めた世界各国で体験した珍事件を集めたもの。話題は世界中に渡っています。印象的だったのは、アフリカではカバが一番怖い動物だということ。カバが一番怖いということは聞いていたが(実家にあった復刻版少年王者でもそんな文章があったような)、それは川を下っているときに臆病なカバがパニックを起こし所構わず噛み付くためであるとのこと。
文章は平易で文字も大きく30分くらいあれば読めてしまうのでそういう意味でもおすすめ。
高野氏のその他の著書も読んでみようと思う。本書は今年の1月に文庫化されるとのこと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。