直江兼続ガイドブック (別冊歴史読本 28)

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直江兼続ガイドブック (別冊歴史読本 28)
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直江兼続ガイドブック (別冊歴史読本 28)

新人物往来社
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大河ドラマ「天地人」が始まったので手にしてみた一冊。


今年の大河ドラマは「天地人」。直江兼続というあまり知られていないマイナーな武将が主人公。そりゃ上杉謙信や武田信玄に比べればなじみが薄いのは当然。ただこれからクローズアップされてくるでしょうが、あの戦国時代に兜の前たてに「愛」という文字をつけていたというところ、かなりポイントが高いのでは?
本書は上杉謙信の時代から直江兼続が没するまでの時代にかけて、様々な人物や歴史的な出来事の解説を交えながら、兼続の生きた背景を解説していく。その土地の名産や温泉、関わりのあった城などの情報も盛りだくさんで結構楽しめ、まさにガイドブック的な本でした。
例えば「謙信公のかちどき飯」
なにやら、普段は質素な食事をしていた謙信公だが、出陣の際には士気を高めるために豪華な食事を用意させたらしい。その料理を当時の製法、材料にこだわって再現したものとのこと。そのため戦国時代には一般的ではなかった醤油と砂糖を使って伊那らしい。上越市で食べられるとのこと。


「謙信公のかちどき飯」が食べられる上越市の高田ホテル。JR信越線高田駅目の前、ベストアクセス!全室無料LAN接続(!全室シャワートイレ完備!

次に「へぎそば」。
つなぎに布海苔(ふのり)を使ったそばとのこと。うまそう。「へぎ」といわれる四角い器に冷やしたそばを3~4人前ごと、一口ごとに分けて盛り付けるらしい。薬味としてからしを使うところもあるらしい。南魚沼市が本場。

そして「越後上布」。
上杉謙信の軍資金の元となったのはからむし、または青苧(あおそ)といわれる植物を原料とした布だったらしい。その利益は膨大で、謙信は2度の上洛をしたが、その際も、将軍や本願寺などに多額の寄付をしていたとのこと。上杉家の軍資金というと佐渡の金山が真っ先に浮かぶが、佐渡金山が開発されたのは景勝の代からで、謙信は青苧で莫大な富を得ていたため金山開発をしなくても余裕だったらしい。
謙信が急死した後、家督争いが起きるが、いち早く春日山城を押さえた景勝が、謙信が残した2万7千両(11億6千万円)にものぼる財産を手にして、その後の争いを優位に進められた(武田勝頼との交渉など)とのこと。その策を進言したのはもちろん直江兼続。
最後に「五色温泉」
米沢に移ったあと直江兼続が病弱だった嫡子景明のために開いた温泉。五色温泉は、昔、五彩の湯煙が上がっていたところから 「五色温泉」の名がついたとのこと。
そのほかにもこれからは大勢の人が押しかけると思われる「天地人」関連の展示施設などの情報も豊富。
個人的には今後の兼続の活躍も楽しみだが、今の所なんだかぼんやりとした人物として描かれている景勝がどのように上杉家を背負って立つ人物になっていくのかという所にも期待。それと若き日の真田幸村は上杉家の人質として春日山城に送られるが、幸村と兼続はどのように関係してくるのかも楽しみにしています。
大河ドラマ「天地人」、第4回目の放送が終わった今の時点では読むには適度なガイドブックだと思う。
ところで、第4回目の放送の最後の方に出てきた長澤まさみが演じてた初音という謎の美女はなんと真田幸村の妹という設定らしい。

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