08穂高登山記1:新穂高温泉~双六小屋まで

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10月最初の連休を利用して毎年恒例の穂高へ行ってきました。
今回の目的は槍ヶ岳と大キレット。しかし夜が想像以上に寒く体力の回復が図れず、槍ヶ岳には何とか登ったのですが、大キレットまで行く元気は出ずそのまま下山しました。まずは第1日目。写真は雨のアナカンダ駐車場。


今回は新穂高温泉から登り上高地へと降りてくる周回コースを設定したため平湯温泉に車を止めることにしました。淵野辺を1時ごろ出発。中央高速を通って松本インターで降り、安房トンネルを600円払って通過しトンネルを出てすぐの交差点を右折して平湯温泉駐車場(アカナンダ駐車場)に5時頃着。天気は雨。おまけに寒い。出だしから最悪ですが、合羽を着ての行動はブルベで何回も経験していますのでなれたもの。気持ち的に落ち込む事も無く淡々と準備していきます。股引や肌着など着込み合羽を着用。いきなり防寒装備の全てを着用して出発です。

平湯温泉の時刻表

案内板に従って駐車場下に降りるとバス乗り場。そこにいた1台のタクシーに聞くと新穂高まで6800円とのこと。たっ高い!沢渡駐車場からはバスとそれほど変わらない1000円ちょっとでつれてってくれるのですが、ここから新穂高温泉までは距離があるのか高いようです。仕方が無いのでおとなしく路線バスで行くことにしてバス乗り場にちょうどきていた上高地行きのバスで平湯バスターミナルまで乗車。無料の立ち席との事なので立っていきました。平湯バスターミナルまではあっという間。6時半近くに到着。さっそく新穂高温泉行きの時刻表を見ると7時に路線バスがあるよう。途中で買ったパンなど食べたりトイレに行ったりして時間をつぶしているとバスが来ました。写真は平湯温泉の時刻表。
運賃は870円。時間はかかりますがタクシーに比べたら遥かに安い。乗車したのは我々+1名の計3名のみ。途中幾つかの温泉を通過し、8時ごろに新穂高温泉のバスターミナル着。バスターミナルには我々の他にも数人の登山者がいました。登山届けを提出して8時過ぎにわさび平小屋を目指して出発。天気は雨。

わさび平小屋への登山道

出発して歩き出すと合羽を着てるため暑いので早くも小休止して数枚脱いで体温調節。道は車が通れる砂利道。歩くには問題ありません。

わさび平小屋

わさび平小屋には1時間ちょっとで到着しました。
わさび平小屋に着いてトイレや水補給をしていると雨が上がり日が射してきましたので合羽を脱ぎます。

チチブ沢

わさび平小屋を出て秩父沢に到着。数人の登山者が休んでました。でも上高地側に比べると極端に人が少ない。非常にのんびりとしてます。我々は幕営組みなのでどうしても歩みが遅い。でも後ろから来る早い人に追い立てられるのが少ないのでのんびり登ってくことができました。

チボ岩

秩父沢の次はチボ岩。紅葉がきれいです。

ししどうヶ原

そしてイタドリヶ原を過ぎてししどうヶ原。ししどうヶ原からは「急登ゴロゴロ早着コース」と「楽々ジグザグコース」に分かれてますが他の登山者の方に「どちらも時間的には同じだよ」と言われて「楽々ジグザグコース」を行くことに。実際この2又のコース、それほど距離があるわけでなく両方ともほぼ同じ時間でまた合流してました。

木道

合流後しばらく歩くと木道に。

鏡平池

木道を歩いていくと鏡平池。とてもきれいでした。ここで昼飯にしている方達もちらほら。

鏡平山荘

鏡平池を過ぎると鏡平山荘に到着。ここで我々もお昼です。パンなどを食べていると雨が再び降ってきてかなり寒くなってきましたのでラーメンも作って食べます。食べ終わって再び出発。少し歩くと雨も上がりました。

双六小屋へいそぐが遠いです。

しかし鏡平山荘から次の双六小屋までが長い。徹夜で中央道を走ってきたつけが回ってきて疲れ果てます。双六小屋が見えてきてもなかなか着きません。もはや疲れ果てましました。眠っていないせいか高度が増してきたせいかわかりませんが頭痛も始まってきました。双六小屋についてテントを張ったらまず寝ようと話しながら進んでいきます。

双六小屋

写真はやっと見えた双六小屋。双六小屋に着いたのは15時半頃。早速テントを組み立てて小屋に行って幕営許可証をもらいます。ついでにビールを買ってきてテントの中で休憩。つまみ用に持ってきたうるめいわしを焼いたのがうまい。しかし寒い。ビールを飲んで体温が下がってしまったのかさらに頭が痛くなります。たまらず寝袋に。寝袋に入っても震えが止まりません。定期的に体の心から寒気が襲ってきて全身に広がって震えてしまいます。なんだかマラリアなどの熱病にかかってしまったような(かかったことはないので詳しくは知りませんが)感じです。頭も朦朧としてきてしまいました。リュックに脚を突っ込んだりリュックカバーを掛けたり、換えの靴下を履いて2枚にしたり、暖かさを得るために考えられること全てをしますが震えが止まらず動けなくなってしまいました。もちろん食欲も無く夕飯を食べる気などおきません。18時頃、相方が起き出してお米を炊いて夕飯の用意をしてくれます。私はそれを手伝う事もできず震えをこらえて寝るだけしかできませんでした。これはマジで山小屋に非難しなければならないかと思いつつ、最後の手段でウイスキーを一気飲み。これが効いたのか20時頃には体の震えがやっと止まりました。しかし寒い。寒さのため眠りが浅く寝ても30分ほどで目が覚めてしまいます。相方も同じらしい。ただ、寒がりの相方は私より高性能の寝袋を持っているので少しはましのようです。
日付がかわった2時ごろ1人でトイレに。寒さのための頭痛を堪えて外にでると風が強い。テントに戻ってきてウイスキーを再び一気飲み。頭が痛いのでバファリン2錠および喉も痛いのでトローチ1つ舐めながら寝ることにします。しばらくすると体も温まり少し寝ることができて朝に。バファリンとトローチが効いたのか、頭痛と喉はいつの間にか治っていました。
この季節、紅葉がきれいなのですが、正直ここまで寒いとは。あまり寝てない状態で一気に登ってしまったのも体調を崩した原因かもしれません。体調が回復しなければ翌日は下山しようとマジで思いました。我々のテントはモンベルのステラリッジテントなのですが、今回の寒さにはちょっと足りなかったと思いました。あの寒さの中、快適にテント泊を行うには、今の装備を一新しなければだめでしょう。あるいは山小屋泊にするとか。

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