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大町駅前

雨の中の夜間スタートで始まったBRM610中部600。西ウレ峠、長嶺峠、飯田峠、大平峠と1000m超級の複数の峠を越えてくコース。雨自体は長嶺峠を越えて伊那に入ったところであがってその後は降らなかったのですが、そもそもコース的にきつかった。警戒していたこれらの1000m超級の峠以外に松本へのアプローチの農道、これが結構なアップダウンがあり疲れました。また、2日目早朝に上った飯田峠と大平峠、案の定、眠気が影響してつらかった。折り返しの木崎湖で1時間、飯田峠大平峠を登る前の飯田のPCで30分ほど仮眠を取りましたがそれでも結構眠かった。その結果38時間59分という今までで一番時間がかかった600kmになりました。
また今回、数個の新装備を投入。まずは手組みしたフロントおよびリアのハブダイナモとMavic OpenProのホイール。そしてハブダイナモ用ライトのルモテック。そしてシューズの新規購入に伴うSPD-SL化。
いずれも今年の初め頃から走行テストを繰り返し大丈夫だろうとブルベに挑みましたが両方共に不具合発生。以下BRM610中部600のまとめと課題です。写真は黒部カレーを食べた大町駅前。


まずは自転車ログ。

GPSデータを基にしたこの自転車ログから、経過時間は39時間02分で走行時間が31時間47分ですので、休憩時間は7時間15分。総上昇量は6183m。
昨年参加した野麦峠を越える中部600日本海を見てくる名古屋600よりも総上昇量は多く、走行時間が長い。平均移動速度も20キロ以下。データーからもかなり大変な600であったことが伺えます。

GPSデータから

次にGPSログから算出した各PC間での休憩時間と平均速度はこのような感じ。平均速度はPCでの休憩時間を除いた移動平均にしてます。
やはり終盤の飯田峠と大平峠で平均速度が極端に落ちてます。眠気にやられて意識が朦朧状態になったのが影響してるのでしょう。その前の区間、木崎湖のPC5から飯田のPC6までの区間は、善知鳥峠を下ってからの伊那までのパイパスで相当飛ばして気分が良い区間でしたがそれほど平均速度は上がらず。松本市街の農道と伊那から飯田へのアップダウンが効いてるのか?
全体的にもう少し平均速度をあげていきたいのですが、こればっかりはなかなか難しい。もっと走りこんでブルベに多数出る必要ありますね。「ブルベの調子はブルベで上げろ」か。
今回難しかったのが夜スタートということもあって仮眠の取り方。
一般的な朝スタートの600では前日夜に十分な睡眠を取れたなら2日目の夜明け前に30分ほど例えばバス停などで仮眠して夜明けと共に再出発すれば眠気が取れてなんとかゴールまで持つということが経験上判っているのですが、今回は金曜の夜スタート。金曜日中で充分な睡眠が取れれば理想的だがそういってもいられないのが現実で、日中は仮眠ゼロの状態で夜にスタートして時間的余裕をつくりだすのも難しく仮眠を取れる時間はどうしても後半になりがち。結局折り返しの木崎湖で1時間ほどと飯田のPCで30分程の仮眠を取ってみましたが、飯田、大平峠の登りでは体を動かしているのにもかかわらず頭の中が混乱し現実との接点が失われ何をやってるのかわからなくなるといったブルベ特有の強烈な睡魔に数回見舞われました。
ただ中部1000の時のように数時間もそのような症状に悩まされるという感じではなく夜が明けるまでの30分程で回復したのはやはり中部1000の時より疲労度が軽かったからだと思います。そう考えるとやっぱり中部1000は今回の600より厳しい状況だったのだなあと改めて思います。
眠気を抱えたまま走ると眠気を我慢できずに停車する回数も増えそもそも走行時間もかかりますし電気が瞬断するように瞬間的に意識が飛ぶこともあり危険。このような状況を防ぐにはこのような状態に陥る前にどこかで睡眠を取るしか無いんですが、何処かよい寝る場所があったらそこでと考えていても中々そのような場所を見つけるのは難しいのが現実ですので、出来れば事前に仮眠場所を確定させておくほうがベター。
そういう意味では、もしかしたら今回の仮眠ポイントは飯田峠、大平峠の直前、PC6の飯田付近だったのかも。でも事前に飯田に良い仮眠ポイントを見つけられず、また飯田までもたずに木崎湖で仮眠してしまったというのが現実か。
次に今回の装備について箇条書き。
◯ライトについて
ライトはハブダイナモのブッシュ&ミューラーのルモテックとL2Dを取り付け。リアにはハブダイナモ給電のライトと取り付け。
メインはハブダイナモライトを使うつもりでL2Dは予備用です。ハブダイナモライトについては取り付け方が良くなかったのでこれについては後述。
明るさから言えばハブダイナモライトだけでも充分。予備用のL2Dとほぼ同じくらいの明るさがありました。予備用のL2Dはスピードが出る夜間の峠道下りでハブダイナモライトと併用しただけ。電池も取り替えず。L2Dはその照射時間が2時間半と短いのでメインライトとして使うと今回のように複数回の夜を過ごすのであればやっぱり何回も電池交換をしなければいけないのですがそれが無いだけ今回はらくちんでした。
ヘッドライトとしてヘルメットにはティカXPを装着。こちらは1晩毎に電池を交換。前半の激しい雨に晒しながら走っていましたが水が内部に侵入することは無かったです。改めて信頼性高し。
リアライトはハブダイナモから給電されフロントライトのルモテックに内蔵されてる光センサーと連動して暗くなれば点灯するもの。ルモテックのセンサーが結構反応が速くてトンネル内に入ると直ぐに点灯。Panasonicの自動点滅ライトより反応は速いです。

Panasonic NL-920P AUTO機能付 テールライト NL-920P
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こちらがPanasonicの自動点滅トライト。点滅のみで厳密に言えばブルベ規定には合わず。
◯ハブダイナモによるライトシステムについて
今年の初めにハブダイナモSONDeluxで手組を行いライトはルモテックを装着し走行テストを繰り返してきました。日中の走行自体はほとんど問題なし。ハブダイナモによって走行抵抗が発生し巡航スピードが遅くなるというのが機構的に言っても正しい事実と思うのですが、実走感ではよくわからないレベルでした。

フロントバック無し

上の写真が今回のフロントライト構成。自作ライトステーにハブダイナモによるルモテックとL2Dの2灯装備。フロントバックを装着する前の状態。
ブルベでも日中の走行に関してもそのような違和感なし。走行には問題ありませんでした。小口径用のSONDeluxを使っているからかもしれませんがよくわからかず。
ただ、フロントバックと自作のライトステーに取り付けたライトの干渉をテストするのを忘れてました。まあ大丈夫だろうと思ってたのですが、木曽川駅で自転車を組み立ててスタート地点まで走ってみるとフロントバックに押されて次第にライトの角度が下がって照らす範囲が近くなってしまうことが発覚。受付を終わって工具を出して締め直したりしましたがどうしても一定以上の上向き方向に固定することができませんでした。感じとしてはあと2~3m先を照らしてくれると良いのにという位の範囲しか照らせず。

フロントバックとの干渉

フロントバックとの干渉はこんな感じ。
今後の対策ですが、自作のライトステーを作り替える、またはフロントバックをやめるかもう少し小さいのにするなどを考え中。
今使っているフロントバックはオルトリーブのアルティメイトプラスのMサイズ。昨年からブルベに投入したこのフロントバック、完全防水でとても使い勝手が良いのですが、実はちょっと大きいなあというのが昨年今年とブルベで使ってみた正直な感想。例えば走っていてちょっと片手運転をするとハンドルがぶれ始めて、これって結構なストレスだなあと思い始めたのが正直な気持ち。
もう少し小型のフロントバックはどうだろうか?あるいはフロントバックはやめにしていまリアに付けてるコントアーマグナムを取り外しもっと容量の大きい物に取り替えるとか?例えばキャラダイスのネルソンとか?ハンドルバーをなるべく軽くするという観点からはリアバックの容量増大という方向性が良いのかも。キャラダイスのネルソンの使い勝手ってどうなんでしょうか?重たい?
フロントバック問題については今後のライトシステムの方向性も考慮して決めていきたいと考えてます。
そんな感じでハブダイナモによるライトシステムについては取り付け方に問題が発生したのですが、やっぱり電池を変えなくて良いというのはかなりストレス軽減するものだなあと実感しました。今までだと、ああ、あと何時間したら電池交換しなきゃなと常に考えながら夜間走行してましたのでそれが無いだけでも結構楽。1000キロや今回のように夜スタートの600になると複数回の夜を過ごさなければならないので何回か電池交換の必要が出てきます。また電池を変えるだけでもちょっとあそこのコンビニで休憩ついでに電池を購入して電池を変えようなどと考えるとそれだけでも30分くらい使ってしまうこともあります。今回はそういう事には悩まされなかったので電池を買えなくても良いというのはとても便利でした。
気になる明るさはブルベ定番のL2Dと比較すると大体同じくらいか若干低いくらい。まあ言い換えればルモテックはむちゃくちゃ明るいわけではないですが、L2D単体でも充分明るいので、それと同じくらいの明るさがあるこのルモテックだけでも充分走行できると思います。次回はもう少し遠方を照らせるように取り付け方を工夫すればかなり完璧になれるはず。
◯GPSおよび携帯への充電について
使っているGPSはForetrex201という結構古い地図がないタイプの小型GPSですが、私のブルベ走行においては生命線ともいえる重要な装備。これにカシミールで作ったルートを入力しジグザグの簡易地図を表示させって走ってます。Foretrex201、地図なしGPSですが小型だし液晶のため昼間でもバックライト無しで見やすいし実はブルベに向いてるんじゃ無いかとも思っています。

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こちらはForetrex201の後継機種の301の日本語版。
Foretrex201、電池取り替えタイプではなく充電タイプなので、充電池が切れないように常に充電できる体制にして使用する必要があります。
そこで昨年度からエネループスティックブースターを愛用。

SANYO eneloop USB出力付ハンディ電源(単3形2個セット) KBC-D1BS
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スティックブースター、USBの取付部分が弱めでよく外れるのでそこをビニールテープで補強して問題なく使えてたんですが、今回、エネループ以外の電池を使うと、瞬断による充電停止という現象が起きることが判明。どうやらエネループって市販のアルカリ電池より若干長めに作られているらしい。そのためスティクブースターに普通のアルカリ電池を入れると中で電池が上下に動き、接点が瞬間的に失われることで充電停止に至るようです。
瞬断で充電停止になっても、スティックブースターの充電ボタンをOFFしてONすれば再び充電が復活するのですが、フロントバックの中に入れておいたりすると自転車の振動によって頻繁に充電が切れてしまいます。これでは充電ができませんので、ブルベの後半ではオルトリーブのサイドのメッシュのポケットにスティックブースターを突っ込んで、振動で瞬断したら充電スイッチをOFFONすると言う事を繰り返してなんとか最後まで持たせました。今後もスティックブースターを使い続けるのであればちょっと工夫しなければならないでしょう。
同じように携帯電話への充電も瞬断に悩まされうまくいきませんでした。GPSと携帯への充電問題、両方共にブルベの生命線の一つともいえることですので今後要検討です。
◯SPD-SLおよび新シューズ
先代のアルミのアンカー時代から愛用してきたシューズを交換。シマノのシューズで今時ほとんど見ることが無くなったSPD-Rでした。いい加減くたびれて来たので今年の初めに思い切って交換。
交換したのはSIDIのGENIUS 5のMega。
5メガ
シディ GENIUS 5 プロ メガ(幅広タイプ) ブラック/ブラック/チタニウム 43(26.5cm)
同時にSPDーSLペダルも購入。
アルテグラペダル
シマノ アルテグラ PD-6700 SPD-SLペダル
これらも今年の初めから導入してテストを繰り返してきたのですが、どうも左ビンディングが若干キツめ。色々と調整したのですが最後まで治らず。まあ大丈夫だろうと出走してみましたが、最終区間で左膝の痛みが発生。クリートを入れようと踏み込むと左膝が痛むようになってしまいました。走っているといつの間にか治まるちょっとした痛みとは異質の痛みでその後も結構痛かったので、ブルベ序盤でこのような痛みが発生してたらそれから走れなくなっていたかも。
いろいろと調整してるんですがそれでも直らない左ビンディングが少しキツめな原因はもはや自分ではわからないのでショップに相談に行かないと。
新シューズはそのブルベデビューが雨で少々可哀想でしたが、幅が広めのMegaはかなり快適でした。今までのような小指付近の締め付けが原因と思われる痺れは発生せず。
痺れについては右足のクリート位置の微調整が若干残っており、右足親指の付け根の痺れが残りました。もう少し後ろにした方がいいかも。微妙なんですがね。
◯手組ホイールについて
フロントホイールと同じくリアのホイールももOpenProでの手組をしました。ハブはアルテグラハブです。スポークは32本でDTコンペの292mmと294mmでぴったりでした。手組については自作振れ取り台で作成。その様子はこちらへ。
リアのスポークのテンションは今回唯一参考にしているロードバイクの科学に書かれている値を目標に組んでみました。OpenProでの手組みは案外簡単でした。

ロードバイクの科学―明解にして実用!そうだったのか! 理屈がわかれば、ロードバイクはさらに面白い! (SJセレクトムック No. 66)
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ロードバイクの科学は後半部分にスポーク長の計算からスポーク組みの方法まで書かれているのでスポーク組み入門書としてもおすすめ。
フロントはハブダイナモなので走行性はそれなりなのは当然ですが、リアのアルテグラハブはよく回ってるなあと感じました。手組みによるプラシーボ効果もはいっているとは思いますがなんというか後ろから押されるような感じがありました。アルテグラハブが良いのではないかと思ってますがどうなんでしょう。
スポークテンションはどちらかといえば柔らかめだったと思うので、走行中の振動で手のひらがしびれてしまうなどの現象に悩まされることもなく快適。これにはクロモリのケルビム号も影響してると思われます。クロモリ+手組みホイール、長距離ブルベには結構良いかも知れません。
◯服装について
服装は基本的には半袖ジャージに半袖レーパン。スタート時はその服装にプラスしてパールイズミのレッグウォーマとメッシュアームカバーを装着。そして雨装備としては合羽の上は愛用しているパタゴニアのレインシャドウジャケット、合羽の下はセブンイレブンの500円合羽の下の膝から下を切った物を着用。パタゴニアのレインシャドウジャケットは脇の下が大きく開くので首のチャックを少し下げればそこから脇に空気が抜けてベンチレーション効果によって内部の蒸れが防げるので愛用してます。脇の下が大きくひらく合羽はおすすめです。
合羽の下として使っている500円セブンイレブン合羽の膝下カット版も、蒸れとペダリングの際のストレスを避けるため。でも代わりに膝から下は雨にさらされてずぶ濡れ状態です。足がふやけようがクソ我慢で乗り切ってます。
そしてヘルメットにはシャワーキャップ。
雨の中ではこの装備で問題なし。暑くも寒くもなしで調度良かったです。
土曜日の10時頃の伊那から晴れてきたので合羽を脱いで走行。2日目の夜から少し寒さを感じたのでアームカバーをアームウォーマーに変更し、防寒用に持ってきていたノースリーブ型のウインドブレーカーを着用。スペシャライズドの自転車用の背中がメッシュのやつです。このノースリーブ型のウインドブレーカー、体幹を冷やさないことができて結構よかった。飯田峠、大平峠を登る際にはウインドブレーカーを脱いでその後はそのままの服装でゴールまで。暑さ寒さに対しては今回充分に対応できたのではと思います。
今回で今年のブルベの予定は終了。雨天走行から夜の峠越え温泉&仮眠とバリエーション豊かなブルベを楽しめたと思います。今後は例えば静岡600ブルベに出てみたいですが、やっぱりちょっと時間的余裕が無く難しそう。
当然今年はSRまでには達せず。PBPに出る予定も無し。まあ来年以降のブルベを楽しみにして装備の更新などしていきたいと思っています。PBPに行かれる方々のレポートを楽しみにしてます。
最後になりますが、今回も各PCで暖かく見守ってくださったスタッフの方々、ご一緒した参加者の方々に感謝。出だしから豪雨でどうなるかと不安でしたが、少人数ブルベということもあり皆さんとてもアットホームで楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。
またどこかでお会いすることがあろうかと思います。その際はどうぞよろしくお願い致します。

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http://getumen.com/chari/wp-content/uploads/sites/5/20110624-IMGP5350.jpghttp://getumen.com/chari/wp-content/uploads/sites/5/20110624-IMGP5350-150x150.jpgyoko99ブルベまとめBRM600
雨の中の夜間スタートで始まったBRM610中部600。西ウレ峠、長嶺峠、飯田峠、大平峠と1000m超級の複数の峠を越えてくコース。雨自体は長嶺峠を越えて伊那に入ったところであがってその後は降らなかったのですが、そもそもコース的にきつかった。警戒していたこれらの1000m超級の峠以外に松本へのアプローチの農道、これが結構なアップダウンがあり疲れました。また、2日目早朝に上った飯田峠と大平峠、案の定、眠気が影響してつらかった。折り返しの木崎湖で1時間、飯田峠大平峠を登る前の飯田のPCで30分ほど仮眠を取りましたがそれでも結構眠かった。その結果38時間59分という今までで一番時間がかかった600kmになりました。 また今回、数個の新装備を投入。まずは手組みしたフロントおよびリアのハブダイナモとMavic OpenProのホイール。そしてハブダイナモ用ライトのルモテック。そしてシューズの新規購入に伴うSPD-SL化。 いずれも今年の初め頃から走行テストを繰り返し大丈夫だろうとブルベに挑みましたが両方共に不具合発生。以下BRM610中部600のまとめと課題です。写真は黒部カレーを食べた大町駅前。 まずは自転車ログ。 (自転車ログはこちら。) GPSデータを基にしたこの自転車ログから、経過時間は39時間02分で走行時間が31時間47分ですので、休憩時間は7時間15分。総上昇量は6183m。 昨年参加した野麦峠を越える中部600と日本海を見てくる名古屋600よりも総上昇量は多く、走行時間が長い。平均移動速度も20キロ以下。データーからもかなり大変な600であったことが伺えます。 次にGPSログから算出した各PC間での休憩時間と平均速度はこのような感じ。平均速度はPCでの休憩時間を除いた移動平均にしてます。 やはり終盤の飯田峠と大平峠で平均速度が極端に落ちてます。眠気にやられて意識が朦朧状態になったのが影響してるのでしょう。その前の区間、木崎湖のPC5から飯田のPC6までの区間は、善知鳥峠を下ってからの伊那までのパイパスで相当飛ばして気分が良い区間でしたがそれほど平均速度は上がらず。松本市街の農道と伊那から飯田へのアップダウンが効いてるのか? 全体的にもう少し平均速度をあげていきたいのですが、こればっかりはなかなか難しい。もっと走りこんでブルベに多数出る必要ありますね。「ブルベの調子はブルベで上げろ」か。 今回難しかったのが夜スタートということもあって仮眠の取り方。 一般的な朝スタートの600では前日夜に十分な睡眠を取れたなら2日目の夜明け前に30分ほど例えばバス停などで仮眠して夜明けと共に再出発すれば眠気が取れてなんとかゴールまで持つということが経験上判っているのですが、今回は金曜の夜スタート。金曜日中で充分な睡眠が取れれば理想的だがそういってもいられないのが現実で、日中は仮眠ゼロの状態で夜にスタートして時間的余裕をつくりだすのも難しく仮眠を取れる時間はどうしても後半になりがち。結局折り返しの木崎湖で1時間ほどと飯田のPCで30分程の仮眠を取ってみましたが、飯田、大平峠の登りでは体を動かしているのにもかかわらず頭の中が混乱し現実との接点が失われ何をやってるのかわからなくなるといったブルベ特有の強烈な睡魔に数回見舞われました。 ただ中部1000の時のように数時間もそのような症状に悩まされるという感じではなく夜が明けるまでの30分程で回復したのはやはり中部1000の時より疲労度が軽かったからだと思います。そう考えるとやっぱり中部1000は今回の600より厳しい状況だったのだなあと改めて思います。 眠気を抱えたまま走ると眠気を我慢できずに停車する回数も増えそもそも走行時間もかかりますし電気が瞬断するように瞬間的に意識が飛ぶこともあり危険。このような状況を防ぐにはこのような状態に陥る前にどこかで睡眠を取るしか無いんですが、何処かよい寝る場所があったらそこでと考えていても中々そのような場所を見つけるのは難しいのが現実ですので、出来れば事前に仮眠場所を確定させておくほうがベター。 そういう意味では、もしかしたら今回の仮眠ポイントは飯田峠、大平峠の直前、PC6の飯田付近だったのかも。でも事前に飯田に良い仮眠ポイントを見つけられず、また飯田までもたずに木崎湖で仮眠してしまったというのが現実か。 次に今回の装備について箇条書き。 ◯ライトについて ライトはハブダイナモのブッシュ&ミューラーのルモテックとL2Dを取り付け。リアにはハブダイナモ給電のライトと取り付け。 メインはハブダイナモライトを使うつもりでL2Dは予備用です。ハブダイナモライトについては取り付け方が良くなかったのでこれについては後述。 明るさから言えばハブダイナモライトだけでも充分。予備用のL2Dとほぼ同じくらいの明るさがありました。予備用のL2Dはスピードが出る夜間の峠道下りでハブダイナモライトと併用しただけ。電池も取り替えず。L2Dはその照射時間が2時間半と短いのでメインライトとして使うと今回のように複数回の夜を過ごすのであればやっぱり何回も電池交換をしなければいけないのですがそれが無いだけ今回はらくちんでした。 ヘッドライトとしてヘルメットにはティカXPを装着。こちらは1晩毎に電池を交換。前半の激しい雨に晒しながら走っていましたが水が内部に侵入することは無かったです。改めて信頼性高し。 リアライトはハブダイナモから給電されフロントライトのルモテックに内蔵されてる光センサーと連動して暗くなれば点灯するもの。ルモテックのセンサーが結構反応が速くてトンネル内に入ると直ぐに点灯。Panasonicの自動点滅ライトより反応は速いです。 edit Panasonic NL-920P AUTO機能付 テールライト NL-920P パナソニック(Panasonic) ¥ 2,200 (定価) 在庫切れ (Amazon価格) なし (Amazonポイント)  (私のおすすめ度)  (Amazonおすすめ度) スポーツ用品 在庫切れ (価格・在庫状況は3月6日 10:48現在) Amazon関連商品 ・GENTOS(ジェントス) 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】 SG-355B ・PIAA(ピア) FERRIS ホイールLED QL-101 英・米・仏式バルブ対応 ブルー光 こちらがPanasonicの自動点滅トライト。点滅のみで厳密に言えばブルベ規定には合わず。 ◯ハブダイナモによるライトシステムについて 今年の初めにハブダイナモSONDeluxで手組を行いライトはルモテックを装着し走行テストを繰り返してきました。日中の走行自体はほとんど問題なし。ハブダイナモによって走行抵抗が発生し巡航スピードが遅くなるというのが機構的に言っても正しい事実と思うのですが、実走感ではよくわからないレベルでした。 上の写真が今回のフロントライト構成。自作ライトステーにハブダイナモによるルモテックとL2Dの2灯装備。フロントバックを装着する前の状態。 ブルベでも日中の走行に関してもそのような違和感なし。走行には問題ありませんでした。小口径用のSONDeluxを使っているからかもしれませんがよくわからかず。 ただ、フロントバックと自作のライトステーに取り付けたライトの干渉をテストするのを忘れてました。まあ大丈夫だろうと思ってたのですが、木曽川駅で自転車を組み立ててスタート地点まで走ってみるとフロントバックに押されて次第にライトの角度が下がって照らす範囲が近くなってしまうことが発覚。受付を終わって工具を出して締め直したりしましたがどうしても一定以上の上向き方向に固定することができませんでした。感じとしてはあと2~3m先を照らしてくれると良いのにという位の範囲しか照らせず。 フロントバックとの干渉はこんな感じ。 今後の対策ですが、自作のライトステーを作り替える、またはフロントバックをやめるかもう少し小さいのにするなどを考え中。 今使っているフロントバックはオルトリーブのアルティメイトプラスのMサイズ。昨年からブルベに投入したこのフロントバック、完全防水でとても使い勝手が良いのですが、実はちょっと大きいなあというのが昨年今年とブルベで使ってみた正直な感想。例えば走っていてちょっと片手運転をするとハンドルがぶれ始めて、これって結構なストレスだなあと思い始めたのが正直な気持ち。 もう少し小型のフロントバックはどうだろうか?あるいはフロントバックはやめにしていまリアに付けてるコントアーマグナムを取り外しもっと容量の大きい物に取り替えるとか?例えばキャラダイスのネルソンとか?ハンドルバーをなるべく軽くするという観点からはリアバックの容量増大という方向性が良いのかも。キャラダイスのネルソンの使い勝手ってどうなんでしょうか?重たい? フロントバック問題については今後のライトシステムの方向性も考慮して決めていきたいと考えてます。 そんな感じでハブダイナモによるライトシステムについては取り付け方に問題が発生したのですが、やっぱり電池を変えなくて良いというのはかなりストレス軽減するものだなあと実感しました。今までだと、ああ、あと何時間したら電池交換しなきゃなと常に考えながら夜間走行してましたのでそれが無いだけでも結構楽。1000キロや今回のように夜スタートの600になると複数回の夜を過ごさなければならないので何回か電池交換の必要が出てきます。また電池を変えるだけでもちょっとあそこのコンビニで休憩ついでに電池を購入して電池を変えようなどと考えるとそれだけでも30分くらい使ってしまうこともあります。今回はそういう事には悩まされなかったので電池を買えなくても良いというのはとても便利でした。 気になる明るさはブルベ定番のL2Dと比較すると大体同じくらいか若干低いくらい。まあ言い換えればルモテックはむちゃくちゃ明るいわけではないですが、L2D単体でも充分明るいので、それと同じくらいの明るさがあるこのルモテックだけでも充分走行できると思います。次回はもう少し遠方を照らせるように取り付け方を工夫すればかなり完璧になれるはず。 ◯GPSおよび携帯への充電について 使っているGPSはForetrex201という結構古い地図がないタイプの小型GPSですが、私のブルベ走行においては生命線ともいえる重要な装備。これにカシミールで作ったルートを入力しジグザグの簡易地図を表示させって走ってます。Foretrex201、地図なしGPSですが小型だし液晶のため昼間でもバックライト無しで見やすいし実はブルベに向いてるんじゃ無いかとも思っています。 edit GARMIN(ガーミン) Foretrex301 日本語版 77601 GARMIN(ガーミン) ¥ 29,400 (定価) ¥ 29,160 (Amazon価格) 2966pt (Amazonポイント)  (私のおすすめ度)  (Amazonおすすめ度) スポーツ用品 在庫あり。 (価格・在庫状況は3月6日 10:48現在) Amazon関連商品 ・SIGHTRON SAFARI 双眼鏡 ダハプリズム 8倍21mm口径 ミリタリー 小型軽量 100/100レティクル TAS-SA821 ・SUUNTO(スント) Suunto M9 S004403001 【日本正規品】 ・SIGHTRON 単眼鏡 ダハプリズム 7倍28mm口径 ミリタリー 100/100レティクル 日本製 TAC-M728 ・SIGHTRON 双眼鏡 ダハプリズム 7倍28mm口径 ミリタリー 100/100レティクル 日本製 TAC-36M ・(モンベル)mont-bell...