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    <title>Today&#039;s Moon</title>
    <link>http://getumen.com/</link>
    <description>今日の月画像、月探査、月開発に関するトピックスのまとめ、特に、月ダストの問題、資源としてのレゴリス利用についての関連資料を掲載。</description>
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    <language>ja</language>           <!-- valid langugae goes here -->
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    <category>Weblog</category>
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      <title>Today&#039;s Moon</title>
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    <item>
 <title><![CDATA[ミシュラン、NASAの月面ローバ用ホイールを開発中]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=309</link>
<description><![CDATA[最近星の数で話題になっているミシュランですが、本物の星（宇宙）に関する研究も進めているようです。<br />
ミシュランのHPに11月13日付けで<a href="http://www.michelinmedia.com/pressSingle/value=MCH2008111346206/kw=">「NASAの月面ローバ用ホイールを開発中」という記事</a>が掲載されています。<br />
ミシュランが開発した<a href="http://www.michelin.co.jp/corporate/innovation/tweel.html">MICHEIN-TWEEL（ミシュラン･トゥイール）</a>というホイールとタイヤが一体化したようなものを月面ローバ用に提供しようという記事です。以前記事で紹介した掘削機構も持つカーネギーメロン大学のスカラベローバに搭載してハワイでテストをしているとの事です。概訳は以下。>-----<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-MCH2008111346645_pv.jpg">ミシュラン月面用ホイール</a></div>ミシュランでは次世代のNASAの月面ローバのホイールを、ヨーロッパミシュランと北アメリカ研究センターの共同で新しい複合材を用いて開発している。この新しい技術は今後の数十年に予定されているNASAの有人/無人月ミッションでの移動体用に開発された。<br />
「ミシュランはスペースシャトルのタイヤを20年以上にわたって提供しています。私達は私たちの技術を次世代の宇宙探査技術のために提供することにしたのです。」とミシュランアメリカの社長David Stafford氏は言う。「このプロジェクトは世界の全ての顧客の移動体に対するニーズに答える先端技術をミシュランが持っていることを示すことにあります。NASAを含めて。」<br />
<a href="http://www.michelin.co.jp/corporate/innovation/tweel.html">MICHEIN-TWEEL（ミシュラン･トゥイール）</a>の技術を用いて、ミシュランルナホイールは柔軟性をもち常に一定の接地圧を発揮することができるため、ゆるい月面の砂地盤やクレータを走破することができる。ミシュランルナホイールは軽いがアポロの月面車ホイールより3.3倍の積載量を運搬できる。ミシュランによって開発されたこのホイールは、ミシュランによって特許をとられている複合材で作られている。その複合材はクレムゾン大学とMilliken & Company社との協力で開発され、極低温になる月面上でも牽引力を発揮することができる。<br />
「この新技術は月ミッションだけでなく軽量で低い転がり抵抗が必要な他の移動体にも応用できます。」とStafford氏は言う。「これは宇宙およびここ地球での移動体に革命をもたらすでしょう。」<br />
NASAの革新的パートナーシッププログラムの資金を利用し、ミシュランルナホイールは、NASAの原位置資源利用プロジェクトの探査技術プログラムで開発されたカーネギーメロン大学の月探査ロボット、スカラベローバに搭載された。スカラベローバは月の砂層を貫通可能なドリルを搭載し、月の日影地帯や極低温環境でもわずかなエネルギーで活動できる。またミシュランは、NASAの月面拠点のためどんな地形でも積荷を運ぶことができる6本脚の<a href="http://www-robotics.jpl.nasa.gov/systems/system.cfm?System=11">ATHLETEローバ</a>用のホイールも開発している。<br />
「ミシュランチームの科学者と工学者達は月探査の実現に向けて私たちの設計チームと密接な関係を維持しています。」とNASAの主任実験責任者のJaret B. Matthews氏は言う。「ミシュランルナホイールは初期の設計目標を充分にクリヤーしています。」<br />
ミシュランルナホイールは10月31日から11月13日の間、NASAのテストの一環としてハワイでスカラベローバに搭載してのフィールドテストを行っている。この地域はハワイ島の砂地盤に岩が散在する月の極地域に良く似た地域である。<br />
>-----<br />
ミシュランのHPに動画もありますのでご興味のある方はどうぞ。]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=309</comments>
 <pubDate>Thu, 20 Nov 2008 20:30:27 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[NASA、ローバと酸素製造技術をハワイでテスト]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=307</link>
<description><![CDATA[11月13日付NASAのHPに<a href="http://www.nasa.gov/directorates/esmd/home/hawaii_lunar_tests.html">「NASA、ローバと酸素製造技術をハワイでテスト」</a>という記事が掲載されています。<br />
概訳は以下。<br />
この中で紹介されているミシュランが開発した新しい月面用ホイールについては次の記事で。>-----<br />
NASAは2週間にわたりハワイでローバコンセプトモデルと装置のテストを実施した。ハワイ島の火山地帯は、岩と砂が月の極地域と良く似た分布を示している。そのテストはNASANの探査技術開発プログラムで行われ、実験室ではわからない幾つかの問題についての有効な情報と解決法についての示唆を工学者および科学者達に与えた。<br />
<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-290509main_PILOT.jpg">PLOT</a></div>NASAの原位置資源利用プロジェクトでは、宇宙飛行士たちが着陸地点でみつけることができる資源の利用方法について研究しており、資源を月面で見つけ、月の岩や砂から酸素を得る方法についての実証が行われた。NASAの月探査では原位置の月資源から1年間に1～2000kgの酸素を製造できると計画している。これはおよそ4～6人の人間が月面拠点で呼吸する酸素の量と等しい。<br />
ROxygen と PILOTという2つの月面資源利用型酸素製造装置がテストされた。これらの装置は実際の月面拠点を維持するのに必要な酸素を製造できる。<br />
<br />
それらのシステムは極地域探査できるローバと荒れた月面を掘削できるドリルを備えている。ローバはレゴリスから酸素を製造できる小型装置のデモを行った。そのローバはまた月の極の永久影地域において氷探査や水素、ヘリウム、窒素などの揮発性ガスの調査も可能である。ローバはカーネギーメロン大学で開発され、レゴリスおよび月面の酸素、揮発性ガス採取装置（RESOLVE）として知られる装置を搭載している。<br />
<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-290512main_ROxygen.jpg">ROxygen</a></div>その他として、NASAが開発したCratosというロボット掘削機、北アメリカミシュランが開発した新型月面用ホイール、カナダ宇宙機関（CSA)の協力の元でNorthern Centre for Advanced Technology社が開発したコアサンプルドリル、ロッキードマーチン社が開発した掘削機、Neptec社が開発したTriDARという夜間用カメラなどがテストされた。<br />
<br />
また月面での資源探査法の確立のための装置のテストも行われた。それらはヒューストンとドイツのマインツ大学で開発されたメスバウア（Mossbaure）分光計、NASAのエイムズ研究センターとロスアラモス研究所で開発された小型CheMINといわれるX線分光計、CSAが提供した手持ちサイズのラマン分光計などである。<br />
>-----<br />
写真上：PILOTシステムとロッキードマーチン社のバケットドラムローバ。サイズは火星に着陸したフェニックス探査機程度。PILOTは4人の月面滞在に必要な酸素の1/4以上を生産できる。<br />
写真下：ROxygenは4人の月面滞在に必要な酸素の2/3を生産できる。<br />
>-----<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-PISCES018.jpg">バケットドラムロー場</a></div>PILOTとROxygen以外にも多くの装置がテストされているのですが、写真がなくてわかりにくいので少し調べてみました。<br />
まず2つの酸素製造装置、ROxygen と PILOTはそれぞれレゴリスを集めるローバを備えているようです。<br />
<br />
<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-PISCES003.jpg">Cratosローバ</a></div>ROxygenの方はCratosというキャタピラ型のローバ、PILOTの方にはバケットドラムによりレゴリスを集めるローバが付属。ROxygenに付属している斜めの板はCratosが砂を運んでくるためのもの。<br />
そしてカーネギーメロン大のスカラベローバにはTriDARとRESOLVE、コアサンプルドリルが搭載され、次のエントリーで紹介するようにミシュランの新型月面ローバー用ホイールのテストも行った模様。<br />
<br />
<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-PISCES008.jpg">スカラベローバ</a></div>Cratosはロボット掘削機と紹介されていますがキャタピラ型のローバでどちらかというと小型のブルトーザー見たいな感じ。そのかわりスカラベローバのコアサンプルドリルはまさしく穴あけ用ドリルです。「Cratos　excavator」で検索すると幾つか資料がヒットしましたのでご興味がある方はどうぞ。<br />
<br />
<br />
写真上：PILOTに付属するバケットドラムローバ<br />
写真中：Cratosローバ<br />
写真下：TriDARとミシュランの月面用ホイールを装着したスカラベローバ。]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=307</comments>
 <pubDate>Thu, 20 Nov 2008 18:56:43 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[インドの三色旗、故ネール初代首相の誕生日に月面に到着]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=306</link>
<description><![CDATA[インド宇宙局研究機構（ISRO）のHPに<a href="http://www.isro.org/pressrelease/Nov14_2008.htm">「インドの三色旗、故ネール初代首相の誕生日に月面に到着」という記事</a>が掲載されています。Chandrayaan-1に搭載された月面衝突体（MIP：Moon Impact Probe）に関する記事です。記事によると11月14日に無事に月面へ硬着陸したとの事です。概訳は以下。>-----<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081120-chandrayaan-03.jpg">月面衝突体</a></div>インドは本日（11月14日）パンディット ジャワハルラール ネールの誕生日にインド三色旗を月面に送るという歴史的な快挙を成し遂げた。インドの旗は、Chandrayaan-1に搭載されている11の観測機器の1つの月面衝突体（MIP：Moon Impact Probe)の側面に描かれており、MIPはインド標準時間の本日20時31分（午後8時31分）に月面に無事に到達した。MIPはインドの最初の月面に到達した物体となった。MIPが衝突した地点は月の表側の南極地域である。この快挙はインド宇宙研究機関がインドの初代首相であるパンディット ジャワハルラール ネールによって1962年に創設されたことに関係している。<br />
<br />
の箱のような形状をしたMIPは、Chandrayaan-1打ち上げ時の質量34kgで3つの観測機器－ビデオ撮影装置、レーダ高度計および質量分析計を搭載している。ビデオ撮影装置は近づく地表をMIPから撮影し、レーダ高度計はMIPの降下率を測定する。レーダ高度計は将来の月面軟着陸ミッションには欠かせないものである。質量分析装置は月の薄い大気の計測を行った。<br />
<br />
MIPの25分間にわたる月面への旅はインド標準時で20時06分（午後8時06分）のChandrayaan-1からの分離で始まった。分離後Chandrayaan-1から充分に離れた段階で自動的にスピンアップのためのロケットに点火し、その後逆推進ロケットによって降下を始め急速に月面へと降下して行った。観測機器からの情報はMIPからChandrayaan-1に送られChandrayaan-1はその情報をメモリーに蓄えたのち後地球へ送信した。最終的にMIPは月面に硬着陸を行いその使命を終えた。]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=306</comments>
 <pubDate>Thu, 20 Nov 2008 18:49:17 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[NASA、月面ローバコンセプトモデルをアリゾナでテスト]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=301</link>
<description><![CDATA[10月24日付NASAのHPに<a href="http://www.nasa.gov/directorates/esmd/home/black_point.html">「月面ローバコンセプトモデルをアリゾナでテスト」という記事</a>が掲載されています。<br />
<a href="http://getumen.com/index.php?itemid=141&amp;catid=8">以前紹介した与圧型ローバデザイン</a>に基づくローバコンセプトモデルのテストが行われたとの事。与圧型ローバとは与圧室を持ちその与圧室に張り付くように宇宙服が設置されているなかなか斬新なデザインのローバで、細かい粒子成分を持つレゴリスによる汚染を防ぐ観点からもなかなか良く考えられたローバでした。早くもそのコンセプトモデルを作ってテストを行ったようです。<br />
概要は以下。<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081107-284879main_IMG_4149.jpg"></a></div>エンジニア、宇宙飛行士、地質学者達が集まり、砂漠の鼠（RATS：Research and Technology Studies）11周年として小型与圧型ローバ（Small Pressurized Rover）を数週間に渡ってテストした。宇宙飛行士と地質学者達からなる2つのチームは2つの異なるローバを使ってアリゾナの砂漠でテスト走行を行った。<br />
<br />
1つのローバはいつでも乗り降り可能だが、月の環境から身を守るためにいつも宇宙服を着用する必要があるタイプで、もう1つは、小型与圧型ローバ（SPR）と呼ばれる、まるで普通の車を運転するような格好で中で座れるモジュールをローバのシャーシに取り付け、外に出たいときはいつでも宇宙服を着用できる形式のローバである。<br />
最初の週のテストでは、どちらのタイプのローバが優れているか確かめるため1日中テスト走行が行われた。それはローバプロトタイプで行った中でも最長のテストだったが、その次の週からは与圧型ローバを使って3日間の連続した走行テストが行われ、与圧型ローバによる長期探査でどの様な運用法適切なのかなどのテストが行われたとの事。<br />
(Photo:NASA:小型与圧型ロローバコンセプトモデル。その後部。与圧室に取り付けられている宇宙服。)]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=301</comments>
 <pubDate>Fri, 7 Nov 2008 13:02:15 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[昨日からインド初の月ミッションカウントダウン始まる]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=299</link>
<description><![CDATA[久々の記事アップです。<br />
以前からこのサイトで追いかけてきたインド初の<a href="http://www.ptinews.com/pti/ptisite.nsf/">月探査機Chandrayaan-1が水曜日の打ち上げを目指してカウントダウンをはじめたという記事がPTIのサイトに掲載</a>されています。<br />
概訳は以下。<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20081020-chandrayaan-1-lunar-bg.jpg">Chandrayaan-1</a></div>Chandrayaan-1（インド初の無人月ミッション）の52時間にわたるカウントダウンがSriharikota（シハリコタ）宇宙基地で水曜日早朝の歴史的打ち上げに向けて続けられている。<br />
打ち上げ機は既に発射台に移動させられリハーサルが行われている。<br />
「全ての準備は順調で、正式なカウントダウンは明日の朝4時から行われる予定です。」<br />
とSatish Dhawan Space Centre（SDSC＝サティッシュ・ダワン宇宙センター）のDr M Y S Prasad氏は言う。<br />
「探査機のチェックを含めた全ての準備は順調に進んでいます。打ち上げは予定通り行われるでしょう。」<br />
SDSCによると天候は回復基調であり、PSLV-C11は10月22日の6時20分に打ち上げられる予定である。<br />
「リハーサル後、カウントダウン開始の前に全てがうまくいっているかチェックを行う予定にしています。」と彼は言う。<br />
Chandrayaan-1はISROの初の地球軌道外へのミッションとなる。この後、着陸機とローバを搭載したChandrayaan-2が打ち上げられる予定である。インドとロシアはこのミッションを共同で行う予定。]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=299</comments>
 <pubDate>Mon, 20 Oct 2008 12:54:06 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[アポロの遺物が月の秘密を明らかにする]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=270</link>
<description><![CDATA[6月20付けSCIENCE@NASAに<a href="http://science.nasa.gov/headlines/y2008/20jun_apollorelic.htm">「アポロの遺物が月の秘密を明らかにする」という記事</a>が掲載されています。<br />
内用は月面掘削に関するもの。私が一番興味がある分野で、これは！と思ったのですが、要するにサーベイヤーのスコップの寸法の資料が失われてしまったので再計測してレプリカを作って実験してますよという話。この手のアポロデータが無くなったという話、時々聞きます。40年以上も前の事ですのでしょうがないのでしょう。「アポロの遺物が秘密を明らかにする」という題から、何かすごいことが起きたのか！と思いましたがそうでは無いようです。<br />
でも、この記事で注目すべきは最後に書かれている「私達のチームは実際月面で計測されたサーベイヤー7号のデータにかなり近い計測値が得られてとても満足しています。」という一文。<br />
本文にも書かれているようにレゴリスと言われる月の砂、地球上の砂とはかなり様子が違います。例えば月面を掘ったときどのくらいの力が必要なのかという問題に対して、いままで地球の砂に対して作られていた（半経験的な）理論式を使って本当に良いのかどうか？それを検証するためには地球上で模擬月の砂を使った実験をする必要があります。そしてその実験結果の解釈（異なる重力、高真空の影響などをどのように考慮するか）が正しいかどうかは、やはり月面で実際に計測した値（この場合はサーベイヤー7号の記録）と照らし合わせる必要があるのです。ですので「サーベイヤー7号のデータにかなり近い計測値が得られ」たことは「とても満足」する事柄なのです。この一文に、月面上の砂の機械的性質に関連する問題、いわゆる「ルナメカニクス」に関する取り組み方が端的に現れていると言えるでしょう。<br />
概訳は以下。>-------<br />
想像してみよう。月に着陸し宇宙船から降りる。そして荒々しい月面を見渡すとそこには200年前からそこに立っている古い宇宙船が見える。。。。<br />
<br />
これと同じことが実際1969年に起きた。宇宙飛行士、ピート．コンラッドとアラン．ビーンがアポロ12号の着陸船から降りたときのことだ。そこから歩ける範囲のクレータの淵に1967年に月面に着陸していたアメリカの月探査機サーベイヤー3号が立っていたのだ。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080627-surveyor3_ap12c_strip.jpg">サーベイヤー3号とアポロ12号</a></div><br />
アポロ12号の着陸地点はサーベイヤー3号の着陸点付近に慎重に決められた。サーベイヤー3号は2年半の間、高真空、宇宙放射線の被曝、隕石の衝突、極端な昼夜の温度差といった月の過酷な環境の中で過ごしてきた。地球ではNASAのエンジニア達が、金属、ガラス、そして宇宙船を作っている他の物質がそのような月面の過酷な環境によってどの様な影響を受けるか知りたがっていた。サーベイヤー3号を直接調べるのがその答えを得るのに最も良い方法だと思われたのだ。<br />
<br />
4回目の4時間にわたる船外活動において、ビーンとコンラッドはサーベイヤー3号まで歩き、大量の写真撮影と計測を行い金属部品と電気ケーブル、カメラを、そして最後に、乾いた月面を掘削し月の砂の機械的性質を計るためにサーベイヤー3号の伸縮アーム先端に取り付けられていたスコップを回収した。<br />
<br />
これら小さなスコップ、カメラ、そして他の部品は地球で分析され、その後厳重に保管された。スコップは40年の間ジョンソンスペースセンターで保管され、その後カンザスの宇宙博物館に移された。そこで静かに時を過ごすことになっていたが、最近、NASAのグレンリサーチセンターの研究者たちがその小さなスコップが大きな秘密を解く鍵を持っていることに気づいたのだ。<br />
<br />
その秘密とは、月面を掘るということに関係する。<br />
<br />
NASAはは月に人を戻し月面基地を構築するという計画を進めているが、この計画を進めるためには「掘削」がどうしても必要になる。月面の岩、ダストそして「レゴリス」といわれる砂には人が生きていくために必要な資源を含んでいる。例えば月の岩石には酸素が大量に含まれ、月の極地域では、クレータの永久影部分の砂の中に凍った水が存在しているといわれている。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080627-maresoil_med3.jpg">レゴリス粒子</a></div><br />
だがどうすればよいのだろう？月のレゴリスは地球の砂とは違っている。地球では、砂は有機物と鉱物でできているのが一般的だ。地球の砂は常に湿気を含み、水の作用で滑らかな粒子表面を持っている。月のレゴリスは、その逆で、湿気は全く無く、長年の隕石の衝突によって細かく砕かれたガラス質状の物質である。それをシャベルやスコップで掘ろうとしたとき、地球の砂とは全く違った反応を示すのだ。<br />
<br />
「月面を掘る機具を設計するためには、月のレゴリスの中でスコップや他の装置を動かす際に発生する反力を事前に算定しなければいけません。」とグレンリサーチセンターのISRU(In-Situ Resource Utilization：月資源利用)レゴリス分析チームのリーダAllen Wilkinson氏は言う。<br />
<br />
サーベイヤー3号とその後のサーベイヤー7号は実際に月面を掘りスコップを月の砂の上で動かし、押し付け、引っ掻くのにどのくらいの力が必要なのか測定している。しかしWilkinson氏のグループが40年以上前に得られたそれらのデータを分析するためには、サーベイヤーのスコップの形状データが必要だった。だが不幸なことにスコップの設計データは既に失われていた。スコップそれ自身に答えを聞くしかなかったのだ。<br />
<br />
2007年7月、Wilkinson氏はカンザスに赴き、スコップの形状を細かく計るためにカンザス州率宇宙博物館からそれを借りてきた。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080627-Wilkinson_team2_strip.jpg">調査チーム</a></div><br />
しかし、そのスコップの計測は簡単ではなかった。スコップに定規を当てて値を読み取ることができなかったのだ。実はスコップに触ることさえ許されていなかった。サーベイヤー3のスコップは密閉された三角のコンテナに入れられており、NASAはそれを大気の中に取り出すことはその歴史的価値を半減させるとして許さなかったのだ。<br />
<br />
そのためレゴリス調査チームはケネディ宇宙センターから写真計測装置を借り、写真測量技術を用いて計測した。彼らは撮影用スタジオをつくり、彼らのメンバーの掘削実験のエキスパートであるJuan Agui氏が、正確に市松模様の基準寸法が書かれたキューブと共にコンテナに入ったスコップを撮影した。そしてソフトウエアを用い、ケネディ宇宙センターのRobert Mueller氏が三角測量法を使って、基準のチューブとスコップの角のポイントを照らし合わせることで寸法を抽出した。このソフトウエアはコロンビア事故の調査のために開発されたものだった。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080627-scoop1_med2.jpg">サーベイヤーのスコップ</a></div><br />
「写真測量はとてもうまくいきました。」Agui氏はいう。「私達はスコップを0.03～0.04インチ（約1mm）の精度で計測することができました。」<br />
<br />
「掘削反力は今計測中です。」と彼は言う。スコップの複製が月のレゴリスの特性と最も近いレゴリスシミュラントJSC-1aで満たされた長方形の「砂地盤」へ突き立てられ、その時の反力を計測している。「私達のチームは実際月面で計測されたサーベイヤー7号のデータにかなり近い計測値が得られてとても満足しています。」<br />
<br />
このテスト装置を用いて、彼のチームは例えばスコップの別の形状を検討したり月の砂の力学理論を再検討したりすることも考えている。<br />
<br />
月面掘削の秘密は解き明かされつつあるようだ。<br />
>------<br />
写真①：アポロ12号の宇宙飛行士、ピート．コンラッドがサーベイヤー3号を調べている様子。コンラッドの着陸船「イントレピッド」は約200ヤード後ろに写っている：Photo NASA<br />
写真②：月のレゴリスの拡大写真。火山性ガラス粒子、鋭い角を持つ「インパクトガラス」と鉱物などの混合物（さらに拡大して解説付きの写真は<a href="http://science.nasa.gov/headlines/y2008/images/apollorelic/maresoil.jpg">こちら</a>）：Photo courtesy of Larry Taylor, University of Tennessee.<br />
写真③：レゴリス調査チームの4人に調査されるサーベイヤー3のスコップ。左から右へ、Xiangwu (David) Zeng氏, Enrique Rame氏, Allen Wilkinson氏, Juan Agui氏：Copyright 2007 Trudy E. Bell.<br />
写真④：ガラスのコンテナに入れられたサーベイヤー3号のスコップ。前に置かれた万年筆は寸法を示すため。スコップの内側を写した別の写真は<a href="http://science.nasa.gov/headlines/y2008/images/apollorelic/scoop2_big.jpg">こちら</a>：Copyright 2007 Trudy E. Bell]]></description>
 <category>SCIENCE@NASA</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=270</comments>
 <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 19:01:57 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[夏至の月の錯視]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=266</link>
<description><![CDATA[6月16日付SCIENCE@NASAに<a href="http://science.nasa.gov/headlines/y2008/16jun_moonillusion.htm?list204182">「夏至の月の錯視」という記事</a>が掲載されています。<br />
毎年この時期になるとSCIENCE@NASAでは「月の錯視」についての記事がアップされます。実はこの記事、この時期の定番です。以前も<a href="http://getumen.com/index.php?itemid=29&catid=10">2005年6月20日付け「真夏の夜の月の錯視」という記事の概訳を掲載</a>したことがあります。記憶によればそれから数年はほぼ同じ記事を掲載していたので概訳は作成しませんでした。<br />
でも「月の錯視」「ポンゾ錯視」という検索単語、ログによるとかなりヒット数が多い検索単語なので、またSCIENCE@NASAに「月の錯視」に関する新しい記事が出れば掲載したいと常々思っていました。今回、出だしを読むと少し違う文章だったので早速訳を作ってみました。<br />
ですが概訳作成後、<a href="http://getumen.com/index.php?itemid=29&catid=10">「真夏の夜の月の錯視」</a>を改めてみると後半はまったく同じ文章でした～。<br />
内容は、6月18日の満月は夏至ということもあり月の錯視が起きやすいとのこと。月の錯視の説明として定番の2つの説が書かれてます。<br />
とりあえず概訳は以下。>-------<br />
自分の目が信じられないという時が時々あるだろう。そんなことが今週にも起きるかもしれない。<br />
<br />
水曜日、6月18日の夜は、日没時に外に出て周りを見渡してみるといい。東の空から巨大なものが登ってくるのを見ることができるだろう。すぐにそれが満月だとわかる。それにはいつものようにクレーターと海があり男性の顔の模様になっているが、その日の「月」は不思議なほど大きく見えるはずだ。巨大なのだ。<br />
<br />
その時まさに月の錯視を体験しているのだ。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080617-Kasaitis1_strip.jpg">夏至の月</a></div><br />
その日は月を見るのにうってつけの日だ。6月18日の満月は「夏至の月」で、北半球の夏季の始まる日から2日前に昇る月だ。面白いことに太陽と月にはシーソーのような関係がある。どちらかが高い軌道を取れば残りは低い軌道になる。今週は夏至の太陽が高い軌道を取るため、月は、低く、地を這うような軌道になりそして月の錯視が最も強くなるのだ。<br />
<br />
何千年もの昔から空を見上げてきた人類は、月の軌道が低いと不自然に大きく見えることを知っていた。天文学者達は最初は大気が地平線近くの月を大きく見せていると思っていたが、写真によってその考えは正しくないことが示された。写真に撮られた月は高度に関わらず同じ大きさだった（<a href="http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap020130.html">例</a>）。人間だけが大きな月を見ていることが明らかになったのだ。<br />
<br />
ではどうして我々だけがおかしくなってしまうのだろうか？<br />
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実はいまでも、科学者達は明確な理由を解明できていない。月を見ると普通は目の奥にある網膜に0.15mmほどの光の点として焦点を結ぶ。月が高くても低くてもその大きさは変わらないのだが、脳が片方がもう一方より大きいと判断してしまうのだ。図で説明しよう。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080617-ponzo.gif">ポンゾ錯視</a></div><br />
同じような錯視は1913年にMario Ponzoによって発見されている。図のように放射状に伸びるレール状の線に同じ長さの横棒を置いた場合、上の黄色の棒は見かけ上のレール幅以上に及ぶため大きく見える。これをポンゾ錯視という。<br />
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幾人かの科学者達は、月の錯視もポンゾ錯視だと思っている。木や家がポンゾ錯視のレールの役割を果たすのだ。前景にある物体が、脳に月を本来の大きさより大きく見させているのだ。<br />
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だがその説明には少し問題がある。高い高度を飛ぶ飛行機のパイロット達は前景に比較する物体が何もないのに、しばしば月の錯視を経験しているのだ。彼らの目をだましているのは何だろう？<br />
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もしかするとそれは空のかたちが原因なのかもしれない。人間は空を頂点がより近く地平線がより遠い扁平なドームとして理解している。例えば、我々は頭上を飛ぶ鳥の方が地平線を飛ぶ鳥より近いと感じている。そのため、月が地平線近くにある時、脳は鳥（雲や飛行機など）を見ているのと同じように、月の本当の距離とサイズを間違って見積もってしまうのだ。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080617-flatsky.gif">扁平空モデル</a></div><br />
まだ別の説明がある。今までの説明とはちょっと違うが、それは誰もが大きく美しい月を見たいと思っているのが理由である。月の出で最も美しく月が見えるのは、月が木々や家々や山の端からちょっと顔を出した時である。<br />
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もしよければ次のことをやってみて欲しい。まず何もせずに月を見て欲しい。それから、例えば親指と人差し指で月をつまんで見るとか、ダンボールで作った筒を通して月を見るとか、何か細いあなから月を見て欲しい。きっと前景の効果が無くなり、月の錯視も起きないことだろう。<br />
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でもそれは直ぐやめて欲しい。君も月の錯視を見逃したくは無いだろう？<br />
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写真上：メリーランドのマンチェスターに上る満月。 Credit: Edmund E. Kasaitis. <br />
上図：ポンゾ錯視。Image credit: Dr. Tony Phillips. <br />
下図：月の錯視を説明する扁平な空モデル。Source: Explaining the Moon Illusion by Lloyd Kaufman and James H. Kaufman.]]></description>
 <category>SCIENCE@NASA</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=266</comments>
 <pubDate>Tue, 17 Jun 2008 18:08:47 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[NASAの科学者による画期的な巨大月面望遠鏡構築方法]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=263</link>
<description><![CDATA[4月8日付、NASAのゴダード宇宙センターのHPに<a href="http://www.nasa.gov/centers/goddard/news/topstory/2008/lunar_telescopes.html#backtoTop">「NASAの科学者による画期的な巨大月面望遠鏡構築方法」という記事</a>が掲載されています。<br />
少量のカーボンナノチューブとエポキシそして大量の月ダストを使ってコンクリートのような硬い部材を作れ、それを使えば直系50mの反射鏡を月面に構築できるという話です。そしてもしそのような巨大な月面望遠鏡が複数できれば、太陽系以外の地球型惑星の大気組成や大陸および海の分布などまで観測できてるとの事。大気がなく安定した地盤がある月面、このような巨大な月面望遠鏡ができれば宇宙探査の姿も変わるのかもしれませんね。<br />
概訳は以下。>-------<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080611-238403main_moon.jpg">月写真</a></div>NASAのゴダード宇宙センターでで働く科学者達は巨大月面望遠鏡用の反射鏡を月面に構築する革新的な方法について研究している。そのために必要な物質は若干のカーボンとエポキシ、そして大量の月ダストである。<br />
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「私達は巨大望遠鏡を月面に比較的簡単に作ることができます。莫大な輸送費をかけて地球から巨大なミラーを運ぶ必要もありません。」とゴダード宇宙センターのPeter Chen氏は言う。「必要な材料の大部分は既に月面にある月ダストを使うので、多くの材料を地球から運ぶ必要が無く輸送費用を節約できるからです。」<br />
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Chen氏とゴダードの同僚Duglas Rabin氏、Michel Van Steenberg氏、Ron Oliverson氏はそのような反射鏡作成方法をアメリカ天文学協会の第212回ミーティングでポスター発表した。また彼らは6月4日に記者発表も予定している。<br />
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長年、Chen氏はカーボンファイバー複合材で望遠鏡の高精度なミラーを作成する方法を研究していた。だがChen氏らはある実験を行ってみた。彼らはカーボンナノチューブをカーボンファイバーの代わりに使い、少量のカーボンナノチューブとエポキシを月ダストと同じ粒径と組成を持つ砕いた岩石と混ぜたところ、コンクリートと同じようなとても硬い部材を作れることを発見した。その部材は鏡を作るためのガラスの代わりに使うことができる。<br />
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次に彼らはその部材の上にエポキシを流してそれを室内の温度条件で回転させてみた。すると12インチの反射鏡面を作ることができた。この作業工程は非常に簡単でコストも安い。<br />
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「それから私達がすべきことは少量のアルミで表面をコーティングするだけ、それだけで高精度な望遠鏡用の反射鏡が手に入るのです。」とRobin氏はいう。「私たちの方法は月面に適用する事もでき、どこにでもある月ダストを使い口径50mといった巨大望遠鏡のミラーでさえも作ることができるのです。」そのような望遠鏡が実現したなら今ある世界一の望遠鏡：カナリア諸島にある口径10.4mのカナリー大型望遠鏡（Gran Telescopio Canarias）でさえも小型望遠鏡にしてしまうはずだ。<br />
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月面50m級望遠鏡の威力は想像以上である。月面は安定した地盤があり星の光を吸収しぼやけさせる大気がない。その巨大望遠鏡では系外地球型惑星のスペクトルを観測しオゾンやメタンなどの大気組成を分析できるだろう。そのような巨大月面望遠鏡が2台以上設置され協調し長基線観測を行えれば恒星を回る系外地球型惑星の画像を直接取得でき海や大陸などの存在から生じる反射率の変化を計測することができるだろう。様々な距離にある星雲の観測を行えば宇宙の進化についての理解が深まるだろう。<br />
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「巨大望遠鏡を建設することは月から天体観測を行うことの明確な理由になります。」とChen氏はいう。「私達はこの"現地調達"の複合材料を使って宇宙飛行士のための居住施設を作ったり、太陽発電用に光を集めるミラーを作ったりする事だってできます。」<br />
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写真：1969年11月24日に月軌道を離れるアポロ12号指令船から取られた月の画像。 Credit: NASA]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=263</comments>
 <pubDate>Wed, 11 Jun 2008 13:00:51 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[インド、月探査機を今年の終わりまでに打ち上げると発表]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=260</link>
<description><![CDATA[5月29日付MoonDailyに<a href="http://www.moondaily.com/reports/India_To_Launch_First_Lunar_By_Year_End_999.html">「インド、月探査機を今年の終わりまでに打ち上げると発表」という記事</a>が掲載されています。<br />
インドの月探査機とはChandrayan-Iの事。<br />
概訳は以下。<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080530-india-chandrayan-moon-bg.jpg">チャンドラヤーン</a></div>ISRO（インド宇宙研究機関）は、インド発の無人月探査衛星Chandrayan-Iを今年の10月から12月の間に打ち上げる予定であると、5月27日、コルカタで発表。<br />
「私達は2008年の第三四半期から2009年の間で打ち上げることを希望しています。ミッションは月表面の写真を撮影することを目的としています。」とISROのチェアマンG. Madhavan Nairは言う。<br />
Chandrayan-1の目標は3Dの高解像度マッピングを行うことと、科学観測を行い、月探査機と打ち上げロケットの制御を確立することです。」と彼は付け加えた。<br />
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集められるデータ：<br />
月探査機は着陸はしないが、月の極軌道を飛行し水の痕跡があるかもしれない極地域を重点的に調査する予定。<br />
Nair氏によると「月全体の観測を行うには少なくとも2年かかる。」との事。<br />
また、Nair氏によるとISROの将来計画では「Chandrayan-Iの打ち上げ以後、国産エンジンによる静止衛星の打ち上げを計画しています。既に全ての一次テストは終了し2009年5月には打ち上げられる予定です。」との事。<br />
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70のミッション：<br />
Nair氏によると「私達は2007年から2012年にかけての第11次5ヵ年計画で70の打ち上げミッションを計画しています。このミッションの数はその前の5ヵ年計画の3倍です。」との事。]]></description>
 <category>トピックス</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=260</comments>
 <pubDate>Fri, 30 May 2008 13:02:18 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[月面での100の爆発]]></title>
 <link>http://getumen.com/index.php?itemid=258</link>
<description><![CDATA[5月21日付けSCIENCE@NASAに<a href="http://science.nasa.gov/headlines/y2008/21may_100explosions.htm?list204182">「月面での100の爆発」という記事</a>が掲載されています。<br />
今まで懐疑的な目でも見られることが多かった月面発光現象について、組織的な観測が行われデータの蓄積が進んでいるようです。NASAのチームでは2年半の観測で100回の月面発光現象を観測したそうです。<br />
発光現象の原因は微小流星体などの衝突。微小流星体が有人月面活動の際に直接人に衝突する危険は確率的に低いのですが、衝突によって数千個もの直径1mm以下の2次的な粒子が発生しそちらの方が危険だとのこと。直径1ミリ以下でも弾丸程度の速度にもなり宇宙服を貫通する危険があるらしい。現在、模擬月面への衝突実験でその2次的粒子の広がる範囲についての研究が行われているようです。<br />
概訳は以下。>-------<br />
最近まで、月面で発光現象を見たという人達は天文学者達から疑いの目で見られてきた。そんなレポートはL印・・・「Lunatic」を付けられてファイルされたものだ。<br />
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今ではもう違う。2年と半年の間、NASAの天文学者達は月面での発光現象を、1度といわず100回も観測している。<br />
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「それらは月に衝突する隕石によって引き起こされる爆発なのです。」NASAのマーシャル宇宙センター（Marshall Space Flight Center ：MSFC）の隕石環境研究部門のBill Cooke氏は言う。「典型的な爆発でも数百ポンドのTNT火薬の爆発に相当するので小型望遠鏡でも簡単に写真を取ることができるのです。」<br />
例として、2008年4月にガウスクレータ近くで発生した衝突のビデオを見せてくれた。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080528-86_strip.gif">月面発光現象</a></div><br />
この時衝突したのは2003EH1彗星の小さな残骸である。毎年1月の初めに、地球と月はこの彗星が残したデブリの中を通過し、四分儀流星雨としてよく知られた流星雨が発生する。地球では、大気中で燃え尽き流星雨として発光するだけだが、大気が無い月では月面に衝突し爆発する。<br />
「私達はNASAが月に再び宇宙飛行士を送ると宣言した後、2005年の後半から観測プログラムをスタートしました。」とチームリーダのMSFCのRob Suggs氏は言う。もしその時宇宙飛行士が落下地点付近を歩いていたらと考えると、「月ではどのくらいの発光現象が起きているのか計測するのは良い考えだとわかるでしょう。」<br />
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「もちろん直ぐに、私達は計測を始めました。」<br />
最初の計測は－「私達は決して忘れないでしょう。」と彼は言う－2005年の11月7日で、野球ボールほどの大きさのエンケ彗星から分裂した破片が衝突したときだった。その爆発によって光度7の閃光が発生した。その閃光は肉眼には暗すぎたが彼のチームの10インチの望遠鏡で捕らえるには充分だった。<br />
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Cook氏によると、良く質問されるのは、「どのようにして月面で爆発が起きるのか？月には酸素が無いじゃないか？」というものだ。<br />
これらの爆発は酸素または酸化反応を必要としない。流星体はとてつもない運動エネルギー、30,000m/hほどで月面に衝突する。「そのようなスピードの場合、たとえ小石の場合でも直径数フィートのクレータができるほどです。その衝突で月の表面の岩石と砂が溶岩のようになるまで熱せられて---それで閃光が発生するのです。」<br />
四分儀やペルセウス座流星群の場合は、非常に密な流星によるデブリ帯を月が通過し、月の発光現象は1時間に1回程度にも上昇する。衝突は月がそのデブリ帯を通過すると静まるが、ゼロになるわけではない。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080528-impactmap_strip.jpg">隕石衝突地図</a></div><br />
「流星群がなくても、閃光は観測されているのです。」とCook氏は言う。<br />
これらの「流星群以外」の衝突は、太陽系内に散らばっている膨大な数の宇宙に自然に存在する物質が原因である。取り残された彗星の塵や古い小惑星の破片が、月に降り注ぐ数は少ないが最終的にはかなりの数にのぼる。地球にも同じように衝突していているため、流星群がきていない時でも、夜空を見上げれば誰でも1時間に1個程度の流星が頭の上を横切るのを見ることができる。1年を通して、それらの偶発的なまたは"散発的"な衝突は、流星雨のようなまとまった衝突の数を越え、比率で言えば２：１程度にもなる。<br />
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「これは重要な発見でした。」とSuggs氏は言う。「これは月では隕石が落ちない時は無いということを示しています。」<br />
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幸運にも宇宙飛行士には危険は少ないとCook氏は言う。「宇宙飛行士に直接衝突することはほとんどありません。しかし、もし我々が月面のあちらこちらに巨大な構造物を建設し始めたなら、これらの統計結果を考慮し構造物への被害も念頭においておかなければなりません。」<br />
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だが2次的な衝突には関心が集まっている。月に隕石が衝突すると、デブリがあらゆる方向に飛び散る。1つの隕石の衝突で、弾丸のような速度を持った数千個の"2次的"な粒子が発生する。これは重要な問題である。隕石が直接衝突する確率はほとんど無いが、2次的に発生した粒子と衝突する確率は非常に高いかもしれないからだ。「直径数ミリ以下の2次的な粒子でも宇宙服を貫通します。」とCook氏は警告している。<br />
<div class="leftbox"><a href="http://getumen.com/media/1/20080528-schultz1_med.jpg">2次的な粒子の飛散状況</a></div>今は2次的な粒子がどの程度まで飛び散るか誰もわかっていない。この問題を解決するためには、Cook氏、Suggs氏らは模擬月面に人工的な衝突をさせ2次的粒子の広がり方について研究している。この研究はカルフォルニアのマウンテンビューにあるエイムスリサーチセンターの垂直型射出装置で行われている（<a href="http://science.nasa.gov/headlines/y2007/14mar_marbles.htm">関連情報→</a>）。<br />
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一方、観測体制の方は、彼らのチームの口径10インチ（25cm）の望遠鏡が2本になり、14インチ（36cm）と20インチ（51cm）の望遠鏡がアラバマのマーシャル宇宙センターに設置された。彼らはまたジョージアに14インチの望遠鏡を設置し新たな観測拠点を設立した。多数の望遠鏡によって微量の発光現象の二重、三重のチェックができ、観測の統計学的信頼性が増すことになる。<br />
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「月では今この時にも発光現象が発生しているのです。」Suggs氏はいう。実際、この記事を書いている間にも、3回の衝突が特定された。<br />
つまり、タイトルは「月面での103の爆発」に変えなければ。。。<br />
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写真上：2008年4月の月面衝突。これは2005年初頭から始まったMEOチームのサーベイによる100回の衝突記録のうちの86回目に相当する。<br />
写真中：2005年後半から観測された100回の発光地点。<br />
写真下：NASAで行われた隕石の爆発。衝突によって発生した2次的な粒子が広がっていくのがわかる。]]></description>
 <category>SCIENCE@NASA</category>
<comments>http://getumen.com/index.php?itemid=258</comments>
 <pubDate>Wed, 28 May 2008 16:57:28 +0900</pubDate>
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